8月9日の朝日新聞にこのような広告が出ていました。
「CFO募集。ただし、18歳以下」というかなりインパクトのある、目を引く広告です。
これはある一部上場企業が出した広告ですが、一体どのような狙いがあるのでしょうか?
株式会社ユーグレナ
[blogcard url="https://www.euglena.jp/"]
ユーグレナが8日9日金曜日に出した人材募集の広告。
ユーグレナはミドリムシを活用した健康食品やバイオ燃料の開発などを行っています。
ユーグレナの永田暁彦副社長、
CFO募集。ただし、18歳以下。
このCFOは最高財務責任者ではなく、「Chief Future Officer」、つまり最高未来責任者のこと。CFOには報酬も支払われる予定です。
すでにおよそ70人から応募があるといいます。
未来を生きる当事者の意見や考えをもっと経営に持ち込むべきだろうと。
特に環境という問題は未来に対して私たちが何を残すかを考えなければならないので、そこ(未来)に生き残る人たちと意見をぶつけ合わせたい。
18歳以下のCFOの役割は株主総会での発表やSDGs(持続可能な開発目標)の国際イベントへの出席など多岐にわたります。
ユーグレナは10代の子ども達の意見を聞くイベント行った際、未来の日本に対する考えをしっかり持った子どもがたくさんいることに気づいたといいます。
大切なのは年齢よりも発言力と思考力と実行力。
未来のために経営をすることが会社の価値につながる社会になっていくべき。
契約期間は1年間。
10月には18歳以下の新たなCFOが誕生します。