[WBS] [白熱!ランキング]チェコ人が選ぶクラフトビール

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今回の白熱ランキングは小規模な醸造所で作る個性的な味わいが人気を集めるクラフトビールです。

一人当たりのビール消費量No.1の国からやってきたプロも認める日本のクラフトビールとは?

EBINA BEER

神奈川県にあるクラフトビールの専門店「エビナビール」。

経営するのはチェコ出身のトーマス・レハクさんです。

レハクさんが生まれたチェコ共和国、ビールの年間消費量は日本人の3.5倍。実は一人当たりのビール消費量世界一を誇るビール大国です。

昼に起きる。ビール飲む。

エビナビールで出すビールはすべてレハクさんが自ら醸造したものです。

プラハ国立歌劇場でチューバという管楽器を担当していたレハクさん。

趣味だったクラフトビール作りを奥さんの実家がある海老名で始めました。

自分たちのお店だけでなく、ほかのレストラン向けにも出荷している。

東京や横浜のビールバーのほか、沖縄にも。

ビール全体の出荷量が縮小する中でも個性的な味わいが受けてクラフトビール市場は拡大しています。

そこで今回はこよなくビールを愛するチェコ人が選んだ日本のクラフトビールランキングを一挙紹介。

ピルスナー部門

まずは世界のビールの主流「ピルスナー部門」。

チェコ発祥で爽快な飲み口が特徴です。

4位~5位

4位 太陽のラガー 宮崎ひでじビール 514円
5位 多摩の恵 ピルスナー 石川酒造 626円
多摩の恵 ピルスナー

5位にランクインしたのは多摩の恵。

いい味、いい香り。

モルト(麦芽)の良い味がでていてホップの優しい苦みもあり良いバランス。

こちらのビールを作っているのが東京・福生市の石川酒造。

江戸時代から続く日本酒の造り酒屋です。

その日本酒にも使う地下150メートルから汲み上げた天然水を使って始めたのがクラフトビール作りでした。

こだわるのは熟成にかける時間です。

大体1ヵ月はここに寝かせる。こだわりがある。

ビールも濁っているのが澄んでくる。

味わいも全然変わる。

実は石川j酒造は明治時代にも一度ビールを作っていたことがあります。

敷地内にはその時のビール釜が置かれていました。

18代目の石川彌八郎社長、4代前の当主がかつて手掛けたレシピなどを生かして復活させました。

おいしいビールは醸造学や科学の世界でできますが、技術だけでなく物語性がないと感動につながらない。

1位~3位

再びランキング。

1位 ハーヴェスト・ムーン ピルスナー イクスピアリ 432円
2位 松江ビアへるん ピルスナー 島根ビール 486円
3位 箕面ビール ピルスナー 箕面ビール 410円
ハーヴェスト・ムーン ピルスナー

1位になったのは「ハーヴェスト・ムーン ピルスナー」。

東京ディズニーリゾートに隣接する商業施設「イクスピアリ」がオープンに合わせて目玉にしようと始めた地ビールです。

エール部門

続いてエール部門。

ピルスナーに比べて豊かな香りが特徴です。

1位~5位

1位 伊勢角屋麦酒 ペールエール 二軒茶屋餅角本店 450円
2位 毬花 Marihana コエドブルワリー 288円
3位 スコティッシュエール 那須高原ビール 615円
4位 よなよなエール ヤッホーブルーイング 267円
5位 志賀高原ビール IPA 玉村本店 382円
伊勢角屋麦酒 ペールエール

1位にランクインしたのが「伊勢角屋麦酒 ペールエール」。

三重県伊勢市。

伊勢神宮へと続く参道に伊勢角屋麦酒の直売店がありました。

こちらではできたてのクラフトビールが味わえます。

地ビールはくせのあるものが多いが、すっきりした味わいとコクのあるのと中間。

のど越しがよくおいしい。

伊勢角屋は人気を受けて生産規模を拡大。7月末には新たな工場を稼働させました。

その味の秘密は使用する4種類のホップにあります。

二軒茶屋餅角屋本店の出口善一さん、

苦みの部分と口に含んだフレーバー、最後は香り華やか。

その部分がでるようにホップを入れている。

ホップを入れる順番やタイミングにこだわることで苦みと香りのバランスを整えていました。

規制緩和で小規模な会社でも参入しやすくなったこともあり、1997年に社長の鈴木さんがビール作りを始めました。

鈴木成宗社長は、

5年で必ず世界大会で優勝しよう。それが最初の目標だった。

僕たちのビールの基準はそれが世界で1位かどうか。

その言葉通り2003年には国際大会で金賞を受賞。

いまではその出荷量は創業当時の15倍に膨らみました。

レハクさんの一押しです。

香りと味と苦みと色もいい。

このペールエールは一番好き。

ビール大国、チェコの醸造家も認める日本のクラフトビール。

試してみてはいかがでしょうか?

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