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[WBS]輸出入ともに前年割れの中…中国政府肝いりの輸入博覧会開幕

ワールドビジネスサテライト(WBS)

11月7日に発表された中国の10月の貿易統計によると輸出は1年前に比べて0.3%のマイナス、輸入は0.7%のマイナスでした。ともにマイナスになるのは2020年5月以来、2年5ヵ月ぶりです。こうした中、中国では政府肝いりの輸入博覧会が始まりました。

中国 国際輸入博覧会
外資呼びこむ中 日本企業は…

11月5日から上海で始まった国際輸入博覧会。

脳波を分析し、お客さんに合った香水を提案するという最新技術やテスラは人型ロボットを中国で初披露。

127の国と地域からおよそ2,800の企業が中国に売り込みをかけるために集結しました。

日本勢で目立ったのは環境分野の展示です。

ユニクロはペットボトルからリサイクルして作ったフリースなどを披露。

上海支局
菅野陽平記者

パナソニックのブースにやって来ました。
今年のテーマは環境ということで、今年は初めて電気自動車など新エネルギー車関連の展示が行われています。

中国で急速に成長するEVなどの新エネルギー車市場に対応するために車載向けの電池やデバイスのビジネスを統括する地域本部を上海に立ち上げる予定だといいます。

経済が低迷する中、先月の共産党大会を経て習近平政権の3期目に突入した中国。

輸入博覧会の開幕式で習主席は…

習近平国家主席

中国は各国・各方面が制度型開放のチャンスを共有することを推進する。

外資の呼び込みを強調しました。

ただ、大きな足かせとなっているのが厳しいゼロコロナ政策です。

パナソニックHD 副社長
中国北東アジア総代表
本間哲朗さん

域内販売は前年に対して5%ダウン。
施工を伴う設備の販売に関しては販売機会の損失、施工機会の損失が続いている。
日本と中国の人的往来は2年半にわたり途絶している。
中国だけ特別な国になってしまい、幹部の往来ができない状況は不健全。

旭化成 中国総代br>近藤<修司さん/strong>

自動車は政府の政策によって回復しているが、一般消費者の消費意欲がなかなか戻ってこない。
コンシューマー製品、家電とか戻ってこないのが一番のリスク。

ゼロコロナ政策の影響は展示会にも…

上海支局
菅野陽平記者

ホンダのブースに来ました。
ホンダは中国で独自開発となるEVの第2弾を今回初めてお披露目しました。

トヨタもBYDとの合弁会社などと共同開発した新型EV「bZ3」の実車を初めて展示。

ともに今年、中国国内のモーターショーでお披露目する予定でしたが軒並み中止や延期になったためこの輸入博で初公開されたのです。

中国経済の先行きが不透明な中、あえて攻めの姿勢を取る企業。

今年初出店の高級家電メーカー「バリュミューダ」。来年発売予定のコーヒーメーカーやオーブンレンジをPRします。

バルミューダ
鐘耀武総経理

来年の第3四半期は底打ちして上向きなる時期と予測している。
中国経済に非常に積極的な期待をしている。
コロナで貿易・往来に影響を受けているが、今準備しないといけない。
市場が良くなるのを待って進出するのでは遅すぎる。

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