[WBS] キャッシュレス決済導入!5%還元に期待!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

中小企業という言葉よく使いますが、皆さん中小企業の定義はご存知でしょうか?

小売業の場合、資本金が5,000万円以下の企業が中小企業になります。

最近、百貨店やスーパーマーケットなど小売業者の間で、例えば1億円の資本金を5,000万円以下に減らして中小企業になる企業が増えています。

その背景には10月に予定されている消費税の増税があります。

キャッシュレス決済

喫茶マドラグ la madrague official site
京都の喫茶マドラグの公式ウェブサイト cafe madrague official web site

福岡市の中心にある新天町商店街。

10月の増税後に行われるキャッシュレス決済のポイント還元制度について商店街の店主を集め説明会を開きました。

本事業に参加していただくことで集客力アップにつながる。

増税で消費が減り、中小の小売店や飲食店の経営に影響が出ないように政府はポイント還元制度の導入を決めています。

政府のポイント還元制度は中小企業の店舗でスマホ決済やクレジットカードなどを使い、キャッシュレスで買い物をした場合、国の補助金を受けたキャッシュレス決済事業者から5%文のポイントが貰える仕組みです。

政府はポイント還元のほかにキャッシュレス決済の端末を導入する費用の補助金制度も設けます。

婦人服店の店主は、

今はクレジットカードだけ。ラインペイとか全部が使えるなら良い。

みよしの食堂

祖父の時代から商店街に食堂を構える菊川志郎さん。

食堂のメニューなどは外国人に対応していますが、キャッシュレス決済とは無縁です。

「レジ周りは?」

普通のガチャレジ。ガチャレジの安定感。

きょうの説明を聞き、導入しないと店選びから外されるのではと、キャッシュレス決済の端末を導入するかどうか頭を悩ませています。

消費者に5パーセント分のポイントが戻れば、値引きだと考えればすごい金額の値引きになる。

一人一人の顧客で考えれば、それはインパクトがある。

こうしたポイント還元制度の対象となる店は資本金5,000万円以下という、いわゆる中小企業です。

株式会社藤丸

藤丸百貨店ホームページ
北海道十勝から旬の情報を発信しています。創業119年、地域と共に豊かな生活を提案し続けます。今注目のファッションやコスメ、カタログギフトなどを掲載。

北海道帯広市にある百貨店の藤丸。

4期連続の最終赤字が続く厳しい経営環境の中、消費税の増税をきっかけにある決断をしました。

それが資本金の減資です。

今年4月、9,000万円だった資本金を5,000万円に減らしました。

中小企業となればキャッスレスのポイント還元制度といった国の支援策を受けられることも減資を決断する理由のひとつになったといいます。

以前から検討していたが、減資のイメージ悪化もあり話が進んでいなかった。

減資に踏み切ったある大規模小売店の担当者は、

周りの小さな店舗はポイント還元の対象。資本金が少し多いだけで対象外。やりきれない。

株式会社帝国データバンク

株式会社 帝国データバンク[TDB] | TEIKOKU DATABANK, LTD.
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こうした減資はどの程度広がっているのか・・・

帝国データバンク東京支社の情報部、赤間裕弥部長、

目立つのが小売業。今年1月から4月で1年前の約1.5倍。

今年1月から4月に減資を確認できた小売業の企業数は1年前と比べて1.5倍に増えているといいます。

その理由と推察されるのが、

小売業は特に個人に密接。10月1日から予定される消費増税。

キャッシュレス決済におけるポイント還元。

減資をした小売業の中でもスーパーや食料品小売などの業種が上位を占めています。ただ減資は一般的に企業の信用力が低下するといわれています。

それでも踏み切る理由は、

資本金は減資をして増税に備えた準備を今のうちにしたいのが本音ではないか。

世耕経済産業大臣は、

ポイント還元の対象事業者となることだけを目的に資本金を増減させるケースが見られた場合、申請時点にさかのぼって対象外とする。

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