Pizza & Pasta EXPO 2016
6月14日から3日間に渡り開催された「Pizza & Pasta EXPO 2016」。
ピザ・パスタに関する食材・器材・サービスが一同に会する専門展です。
訪れた関係者は約2万8,000人。
会場には最新の釜で焼くピザをはじめ、調理器具の展示、もちもちの生パスタや乾燥パスタを試食できるブースなどが入り乱れ、熱気ムンムンです。
そんな会場で儲かる未来の原石を発見すべく、スタッフは必死に各ブースをくまなくチェック。
すると来場者から気になる話が…
ガタガタするテーブルが自動で直る。ホントです。ホントです。
株式会社ティ・カトウ
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早速、そのブーブにお邪魔してみると食材や機材はなく、あるのはテーブルだけ。
でもなぜか人だかりが…
しかも
なんで!?
お~!スゴ~い!
かなり驚いているご様子です。
株式会社ティ・カトウの加藤俊行社長によると
テーブルカフェのガタツキを自動的に直す部品をPRしている。
ティ・バランス
株式会社ティ・カトウがデモンストレーションしていたのはテーブルのガタツキがなぜかなくなる「ティ・バランス(1箱3,600円)」という商品。
確かにカフェのテラス席なんかでテーブルがガタガタしてグラスが不安定なんてこともよくありますよね。
あのガタツキをどうして?
展示会ブースでやってみることに。
実際にガタついたテーブルを用意して、テーブルの足裏にティ・バランスを装着します。
でも、テーブルはまだグラグラ。
しかし数秒後、ガタつきがなくなっています。
これは一体どうなっているのか?
株式会社ティ・カトウ
後日、埼玉県日高市にある株式会社ティ・カトウの研究所を訪れました。
数多くの特許を取得し、海外へも製品を輸出。
従業員10名ながら売り上げは
10億円ぐらいですね。他社の製品よりはお高いけど使ってみると価値がある。
「ティ・バランス」の仕組み
「ティ・バランス」の仕組みは?
テーブルは3本脚と4本脚があるんですが、3本の場合は三脚と同じで安定している。ところが3本脚は倒れやすい。4本脚の場合はガタつく。必ずどこか1個の脚が余る。ティ・バランスの場合は1個だけを動かそうと。
4本脚の場合、床がちょっとでも凸凹していると1本だけが浮いてしまいます。
とういうことで加藤俊行社長は「1本だけ延び縮みさせちゃおう!」と考えました。
ポイントは他の3つと少しデザインの違う部品です。
ティ・バランスを装着したテーブルの脚を凹みに入れると凹みになわせてゆっくりとティ・バランスが伸びます。
凹みから出すと、今度はゆっくりと縮みます。
ティ・バランスは内部に特殊なバネと液体が入っていて、急激に力を加えてもビクともしませんが、ゆっくりと力を入れるとゆっくりと伸び縮みする考え抜かれた構造です。
タリーズコーヒー
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一部店舗で導入し始めているタリーズコーヒーにご協力いただいて、まだティ・バランスを導入していない神保町三井ビルディング店へ。
神保町三井ビルディング店の西貝香奈子さんは
場所によってはすぐにグラグラして、それが大変だといつも思います。
実は神保町三井ビルディング店は床はわざと凸凹させたデザイン。
スタッフがテーブルのガタツキをチェックするのが日課になっています。アジャスターねじを回して調節、細かく調節するので、これが結構大変な作業です。
加藤俊行社長がティ・バランスを装着します。
え~!脚が溝に入っているのにスゴい!スゴイですね!
3,600円のティ・バランス、もし全国638店舗のタリーズコーヒーに導入されるとしたら…
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