シェアリングサービスの新たな動き。
特定の自動車を会員同士が共同で使用するカーシェアリングの利用者が年々増えている中、12月10日に第3のカーシェアリングと呼ばれるサービスがスタートしました。
株式会社カローゼット
[blogcard url="https://caroset.co.jp/"]
12月10日、都内で開かれたベンチャー企業の新サービス発表会。
カローゼットの内藤丈裕社長、
車がある生活の利便性をこれまで以上に高めていくようなサービスになっている。
発表されたのはカローゼットというこれまでになかったカーシェアリングサービスです。
レンタカーと違い手軽さと価格の安さから近年利用者が急増しているカーシェアリング。
しかし12月10日に発表されたサービスは、
カローゼットは車オーナー限定のサービス。
互いの所有する車を一時的に交換するモデル。
車を持つオーナー同士で愛車を一時的に交換するサービスです。
例えば小型車を所有する人が大人数でドライブをしたいときにはミニバンに交換することができるなどその時々に応じて他の会員の車と交換することができます。
自分の車を登録し、交換し合う期間など条件が合う車を選んでリクエストを送り、承認されれば成立する仕組みです。
月額780円の利用料と任意保険などの加入が必要ですが、従来のカーシェアリングのように車の所有者に料金を支払う必要はありません。
世の中、所有から利用と言われているが車が好きだから所有したいという方々にフォーカスして個人の持っている車という資産を一時的にお互い交換し合う。
後藤さん
神奈川県に住む後藤さんはこのサービスに登録した一人。
現在はBMWの4人乗りの電気自動車に乗っています。
運転しやすいと家族からも評判ですが…
前からスポーツカーを欲しいと思っていたがなかなか家族の了解を得られなかった。
カローゼットで車を貸して二人乗りのスポーツカーを借りられれば。
さらにこのサービスならオーナー同士で車を交換するため盗難されるなど不安もなく利用しやすいといいます。
オーナー同士、車好きの人たちが交換していろいろな体験ができるのはハッピー。
株式会社サンオータス
[blogcard url="http://www.sunautas.co.jp/"]
しかし、このサービスを利用するのは個人のオーナーだけではありません。
「これはどういった車?」
サンオータスの中村直取締役、
こちらは当社のBMWの試乗車。
こちらはBMWの自動車ディーラー。
来店するお客さまの多くは40代から50代ですが、試乗車を貸し出すことで20代といった普段店に訪れない客層に車の良さを訴求できると考えています。
預かっている車を洗車したり、オイル交換したり、満足してもらえるサービスを考えていきたい。
第3のカーシェアリングは車を楽しむ新たなサービスとして浸透していくのでしょうか?