[がっちりマンデー] V字回復!買収されて儲かってる会社(3)

V字回復!買収されて儲かってる会社

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味の民芸フードサービス株式会社

続いての「買収されて儲かっている会社」は味の民芸フードサービス。

うどん系ファミレス「味の民芸」を中心に全国73店舗を展開する中堅飲食チェーンです。

味の民芸に勤めて22年、第一営業部部長の川口奈央さん。

買収前はどんな感じだったのですか?

味の民芸全盛期と比べるとお客様の数が6割7割くらいになり厳しい状況になっていました。

買収時、2014年3月の決算では8億円の赤字になってしまった味の民芸。

このままじゃヤバイってなった時、手を差し伸べたのが、

サガミホールディングス会長兼CEOの鎌田でございます。

サガミホールディングスは日本蕎麦がメインのファミレス「サガミ」を名古屋を中心に136店舗を展開している大型チェーン。

そばのサガミが2014年1月にうどんの味の民芸を買収したのです。

自分達の生活はどうなってしまうんだろう。

家族にもすぐには話せなかった状況。

ところが実際に買収されてみると・・・

味の民芸社員の不安を吹き飛ばしてV字回復。

買収の4年後には3億7,000万円の黒字に!

でも一体、何をどうやって復活したのか?

サガミホールディングスから味の民芸に乗り込んだダンディな大西尚真社長に聞いてみると、

調査をしました。

俗にいう覆面調査。

覆面調査

実はサガミ、売上が落ち込んでいた時に覆面調査をして復活したという成功経験が!

この調査、いまも定期的に行っているとのことなので実際に同行させてもらいましょう。

調査するのは覆面調査専門の会社「MS&Consulting」のスタッフ、山田さん(仮名)。

失礼いたします。

シンプルなうどんが食べたいんですけど。

うちのお出汁を前面に出したおうどんがきつねうどんですね。

おいしそう~

当店自慢のおうどんの良さはせいろうどんの方が歯ごたえとかお楽しみいただけます。

素晴らしいですね。

だしのこだわりとか良さを推してくださったので、思わず頼みたくなるような素晴らしい人だと思いました。

ところが・・・

お茶が少なくなって置いていたので「お茶をお持ちします」という言葉があるとよかったかな。

細かいところですが調査員さんは見逃さない!

いまでも年3回は全店舗で行われているこの覆面調査。

ここで分かったこと、変えたことって何ですか社長!

店舗人員

人手が少ないからこそ料理の提供が少し遅いとか、お客様が呼んでもスピードを持って対応できないとか。

コスト削減のためにお店のスタッフを減らしたところ、思った以上にお客様の不満が大きくなっていた!

そこで、

2割~3割ぐらい店舗人員をは増えた。

必要な人手を考えスタッフを増やしたところ、人件費は掛かったもののそれよりも売上アップのほうが上回るという嬉しい結果に!

この覆面調査、言われてみると当たり前だけど意外に気付かなかったことに気付かせてくれる。

時間帯別来店動機メニュー

ほかにも、

覆面調査でランチタイムにボリュームのあるメニューが欲しい。

ランチと夜の時間帯別来店動機メニュー。

時間帯別来店動機メニューって一体?

ランチにカレーうどんと丼のセット。

満腹セットです。

味の民芸の一番のメインはご年配のお客様。

その人たちに向けてうどんの単品メニューがほとんどだった。

ところがお昼にやって来るサラリーマンたちにとっては「量が少ないよ!」。

そこでランチにボリューム満点のセットメニューを加えると働き盛りの男性客がどっと来るように!

そして夜のメニューの調査では、

アルコールと一品料理を食べてもらえる居酒屋メニューを作りました。

「ツマミが少ない」という調査により居酒屋メニューを増加!

すると仕事終わりに軽く一杯というサラリーマンやお子さん連れのファミリーがどっと来るように!

私は飲み中心でいろんなバランスがとれていいかな。

こうして覆面調査でわかった問題点をひとつずつ改善していき、1日の平均来客数は185人から240人に増加。

味の民芸とサガミホールディングスはがっちり!

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