[がっちりマンデー] 新幹線に広告を出している会社(1)

新幹線に広告を出している会社!

スポンサーリンク

住友ベークライト株式会社

新幹線の電光掲示板に広告を出している会社。

まずはプラスチックのパイオニア「住友ベークライト」。

あんまり聞いたことない社名ですが・・・

ひとまず東京・品川区にある住友ベークライト本社へ。

あの~こちらはどんなことをして設けている会社ですか?

フィルム・シート営業本部の田中厚本部長、

当社はこれを作っています。

「これはなんですか?」

プラスチックです。

フェノール樹脂というプラスチックで住友ベークライトのベークライトがフェノール樹脂。

住友ベークライトはフェノール樹脂をはじめ、とにかくありとあらゆる種類のプラスチックを作っています。

車のブレーキ部品にヘルメット、飛行機の窓の枠に新幹線の机まで。

日本中のプラスチックを作って2017年度の年商は2,118億円。

その儲かりをちょっと地味なプラスチックが支えていました。

それが・・・

これを作っています。

「薬?」

薬を包む透明の部分。

だいたいが当社のシートを使っている。

薬の透明な部分、住友ベークライトは国内に流通している薬のほとんどを手掛けているのですが、実はこれ作るのが結構難しいらしい。

フィルム・シート研究所

というわけで尼崎にある工場・研究施設を訪ねてみると・・・

フィルム・シート研究所の井上です。お願いします。

「女性の方?」

そうです。

研究所に女性全然いないんですけど。

「モテモテじゃないですか。」

モテちゃってしゃーない。

材料

モテモテ研究者の井上みずほさんにまず案内してもらったのは材料を保管するところ。

薬の透明な部分の材料がこちら。

塩ビが主原料。

「こっちは?」

秘密でお願いします。

「2つくらい?」

もうちょっといっぱい、十種類以上<。/p>

「十何種類?」

多すぎて分からない。

窯で10種類以上もの材料を混ぜ合わせてできあがるのは・・・

先程の材料がこちらのシートになります。

「これが透明のやつ?」

これも薬に使われるやつですけど、また別の材料になります。

「これも違うんですか?」

違います。

70種類くらいある。

「全部同じじゃない。」

同じじゃありません!

ビタミン剤は光によって変色するので光に強いプラスチックを挟んでいる。

薬の透明な部分、どの薬も同じように見えますが、実は薬の種類によって全部微妙に違う。

その断面を顕微鏡で見てみると何層にもなっていて、ビタミン入りの薬の場合は光を止める層を口に入れると溶けるタイプの錠剤には水蒸気を通さない層を、といった具合にそれぞれの薬の特徴に合わせて細かく変えているのです。

P-プラス

さらに住友ベークライトが最近グイグイ売上を伸ばしている儲かりの種が・・・

それが、

このフィルムです。

野菜を新鮮に保つフィルム。

確かにこの袋、近頃スーパーやコンビニの野菜売り場でよく見かけますよね。

これは住友ベークライトは作った野菜を新鮮に保つことができる魔法のフィルム「P-プラス」。

その実力のほどは?

研究所に伺ってみると・・・

銀座千疋屋さんのバナナ。

「千疋屋さんも?」

P-プラス・食品包装営業部の溝添孝陽評価CSセンター長、

ご採用いただいてます。

「千疋屋さんがあると説得力が・・・」

私たちも助かってます。

果たして鮮度を保つ力はどれほどのものなのか?

ということでブロッコリーで実験。

「P-プラス」と「密閉した袋」、そして何もしない状態のブロッコリーを冷蔵庫で1周間保存。

そして1週間後、ブロッコリーは新鮮な状態を保てているのか?

「結構色が違いますね。」

「何もしないとこうなっちゃう。冷蔵庫でも。」

黄色くなって枯れてしまう。

1週間置いた状態を見てみると・・・

裸のブロッコリーは3日目で色が変わってしまいました。

そして密閉した袋の方は若干色がくすんでいるだけですが・・・

袋を見てわかるようにパンパンに膨らんでいる。

息ができなくなって腐敗したガスが溜まって臭いニオイが充満している。

「P-プラスは大丈夫なんですか?」

大丈夫です。

実際、ニオイを嗅いでみると・・・

密閉した袋は、

「すっげ~すごいことになっている!」

漬物状態になってる。

P-プラスはというと、

「全然臭わないです。全然臭わないですね。」

一体どうしてP-プラスは1周間も野菜を新鮮な状態に保てるのか?

小さな穴をいくつか空けています。

「穴空いてるんですか?」

空いてるんです。

穴が呼吸をゆっくりする作用があって長持ちする。

野菜は摘み取った後も呼吸をしているため、真空パックのように完全に密閉すると窒息してしまう。

かといって裸のままだと呼吸しすぎてしまい早く傷んでしまう。

そこでP-プラスは袋にミクロン単位の穴を空けて野菜の呼吸をちょうどいいくらいに抑えることでグッと長持ちするようにしてるってワケ。

で、この魔法の袋、1袋10円から20円。

農家さんたちから引っ張りだこ。

ブロッコリー農家の加藤昇さん、

P-プラスと冷蔵でうちでは北海道から大阪の方まで、かなり大きい数字で生産できるようになった。

がっちり儲かってますかね。

新鮮な状態が長持ちするから販売する地域が広がる。ってことは農家さんも生産量が増やせる。

これはますます儲かりそう。

住友ベークライトはプラスチックでがっちり!

スポンサーリンク