株式会社龍角散
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がっちりアワード2019!ノミネートNo.4「借金40億円からV字復活させた豪腕社長」。
その社長とは「ゴホン!といえば龍角散」でお馴染み、龍角散8代目、藤田隆太社長。
実は龍角散、1995年は売上げが40億円あったけど、借金も同じく40億円。
前社長の父親に財務諸表を見せられて、これ桁違ってんじゃないですかと。
売り上げと同じくらい借金あるけどどういうことですか。
怒りましたよ「それでも社長か」と、ひどい息子ですよ。
このままじゃイカンと、藤井社長が決断したのが龍角散ブランドへの選択と集中!
そこで藤井社長が下した選択が、
クララは長年お世話になったけど、もう諦めましょうと決断した。
猛反対でしたね。
営業全員反対で涙ぐんでいるおっさんいましたよ。
それまで45年間販売していたのど薬ブランド「クララ」を発売中止にしたのです。
一方、藤井社長が集中させたのが…
龍角散ブランドの新商品投入!
顆粒タイプの龍角散ダイレクトにパウダーを飴にした龍角散のど飴と矢継ぎ早に発売
するとこの2つが大ヒット!
さらに藤井社長がこだわった画期的な新商品が「らくらく服薬ゼリー」と「おくすり飲めたね」。
ゼリーで薬を包んで、飲みやすくする商品なんすが、
役員たちは猛反対ですね。だいたい反対ですよ。
失敗したら私が買い取るからやらしてくれと強行突破して。
他の役員はだったらおやりなさいなって感じ。
結果、服薬ゼリーは年間11億円を売り上げるヒット商品に!
借金もなくなって龍角散の売り上げは95年の5倍、200億円になったのです。
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