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[モーニングサテライト]宇宙ビジネス支える町とは・・・日本ベンチャー2社が宇宙へ[GK Launch Services]

モーニングサテライト

日本のベンチャー企業2社の衛星を乗せたロケットの打ち上げの様子です。

今年は民間企業による宇宙利用が進む元年とも呼ばれています。

そんな勃興する宇宙ビジネスを支える中央アジアのある町に番組の取材班が入りました。

GK Launch Services

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中央アジア・カザフスタン。大草原にある町バイコヌール。

至るところにロケットのモニュメントがあります。ここは旧ソ連時代から続く宇宙産業の町です。

モスクワ支局のバレリー・ベロゼロフ記者、

バイコヌールは世界の宇宙産業にとって特別な土地です。旧ソ連のガガーリンを乗せた宇宙船もここから宇宙へ飛びました。

「地球は青かった」の言葉で知られるガガーリンを乗せたロケットも発射されました。

実は今でもロシアに町ごと租借されています。

日本の宇宙飛行士も数多くこの地から宇宙へ行きました。

1,000人の生徒が通う国際宇宙学校もあります。

校内は宇宙にまつわるものだらけ。

これは宇宙工学や物理学を学ぶ生徒が作ったロケット模型です。

「将来宇宙と関わりたいか?」

宇宙に関われたらと思っている。

宇宙に飛べたらいい。

これは彼の壮大な計画ね。

この日、ペットボボトルロケットの打ち上げが行われていました。

いつか宇宙産業の仲間に・・・と生徒は夢見ています。

そのバイコヌールに3月、世界中のメディアが訪れました。

やって来たのはロケットの打ち上げ基地です。

ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行から60年を記念したロケットが打ち上げられるのですが、それは大規模な相乗りロケット。

日本や韓国、ドイツ、イギリス、サウジアラビアを含む18カ国、38の民間企業等の衛星などが搭載されるのです。

手掛けるのはロシア企業の「GK Launch Services(GKローンチサービシズ)」。

そのアレクサンダー・サーキンCEOが取材に応じました。

大規模な開発が進んで衛星ビジネスの需要は高まっている。

過去10年と比べ、この後10年は驚くほど多くの衛星が打ち上げられるだろう。

3月17日、バイコヌール宇宙基地。

ソユーズロケットがやって来ました。このロケットにそれぞれの人工衛星が乗っています。いま発射台に向けて移動中です。

全長45mのロケットが横になった状態で移動していきます。

その先端部分に搭載されているのが日本の宇宙ベンチャー2社の人工衛星です。

1社が東京大学のベンチャー「アクセルスペース」の量産型人工衛星4基です。

衛星画像から農作物の成長や災害状況の定点観測などを行うサービスを手掛けています。

打ち上げ済の1基と合わせて5基で地球を撮影できればこれまで2週間に1回だった撮影頻度が2日に1回に。より便利なサービスになります。

アクセルスペースの中村友哉CEO、

全然違う。ようやく本格的な利用実証ができる。

もう1社がアストロスケールホールディングス。

運用の終わった人工衛星など宇宙空間に漂う数万個の宇宙ゴミを取り除く人工衛星を開発しています。

打ち上げのおかげで宇宙でのキャッチや除去という技術的な実証実験ができるようになります。

アストロスケールの岡田光信CEO、

6ヵ月くらいで実証を終わらせようと思う。事業の軌道には23~24年にのると思う。

ベンチャー1社の資金力でロケットを打ち上げることはできません。バイコヌールで飛ばされる相乗りロケットは無くてはならない存在なのです。

そして迎えた3月20日。

ロケットの先端内部にはアクセルスペースの複数の銀色の衛星とアストロスケールの金色の衛星が隣り合わせに。

この日、日本国内ではアクセルスペースが打ち上げを見守るイベントを開きました。

ところが・・・

実は今この瞬間に24時間の延期が決まりました。

予定時刻直前に打ち上げ延期が決定。ロケットの上部に課題が見つかったといいます。

仕切り直しの3月22日、再びバイコヌール。

日本の2社は改めてオンラインイベントを開きました。今度こそ・・・

今ソユーズロケットが打ち上げられました。日本の宇宙ベンチャー2社、それぞれの人工衛星が宇宙へ向かいます。

午後3時過ぎ、ロケットは無事に打ち上げに成功しました。

3ヶ月後のサービスインを目指す。

どこまで成果を出せるかが問われている。「民間宇宙利用元年」と言っていい。

2045年までに宇宙ビジネスは300兆円の市場規模になるとの試算もあります。

その根幹にあるロケットの打ち上げに今後も日本企業の視線が集まるのは間違いありません。

ロケットの打ち上げは誰にとっても新たな世界や見識を開けると信じている。

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