
金沢21世紀美術館
[blogcard url="http://www.kanazawa21.jp/"]
2015年、北陸新幹線が開業し全国から訪れる観光客が大幅に増えた金沢。
中でも人気の施設が金沢21世紀美術館です。
入場者数は2015年度で237万人となり過去最多を更新。
古くから工芸の町として栄えた金沢の地元作家の作品や世界的アーティストが展示が並びます。
人気が高いのはレアンドロ・エルリッヒ作のスイミング・プール。水の中と外から見る景色の違いが楽しめます。
いま地域の重要な観光資源となっているミュージアム。
その魅力とは?
ミュージアムランキング
レジャー産業専門誌が発表した博物館や美術館のミュージアムランキング。
| 順位 | 地名 | 施設名 |
|---|---|---|
| 1位 | 石川・金沢市 | 金沢21世紀美術館 |
| 2位 | 東京・六本木 | 国立新美術館 |
| 3位 | 東京・上野 | 国立科学博物館 |
| 4位 | 東京・上野 | 東京国立博物館 |
| 5位 | 広島市 | 広島平和記念資料館 |
| 6位 | 名古屋市 | 名古屋市科学館 |
| 7位 | 東京・台場 | 日本科学未来館 |
| 8位 | 横浜市 | カップヌードルミュージアム |
| 9位 | 福岡・太宰府市 | 九州国立博物館 |
| 10位 | 広島・呉市 | 呉市海事歴史科学館 |
1位は冒頭で紹介した金沢21世紀美術館。
国立新美術館
[blogcard url="http://www.nact.jp/"]
2位は東京・六本木にある国立新美術館。
ルノアール展など、常に話題性の高い企画展が人気を読んでいます。
国立科学博物館
[blogcard url="http://www.kahaku.go.jp/"]
そして3位は上野の国立科学博物館。
地下では恐竜たちがお出迎え。しゃがんだティラノサウルスの模型は世界初。
トリケラトプスの骨は本物です。
小さな子どもたちが楽しめる遊び場も。
2015年、常設展の大規模なリニューアルを行い最新の展示内容になりました。
改装後、客層にこんな変化が、
楽しい。年も上だけど大人も楽しめる。
子どもだけでなく大人にも人気の観光スポットになっていました。
国立科学博物館の事業促進部、池本誠也部長は
科博(国立科学博物館)は子供中心のイメージがあると思うが、2対1ぐらいの割合で大人の方が多い。子供もワクワクして楽しめる。大人の鑑賞にも堪える展示を目指した。
上野「文化の杜」
[blogcard url="http://ueno-bunka.jp/"]
4位にランクインしたのも同じく上野の東京国立博物館。
上野にはこうした人を集める文化施設が数多くあります。
こうした特徴を生かそうと地域一帯となったプロジェクト「上野「文化の杜」新構想実行委員会」が立ち上がりました。
その中心人物、茅野雅弘さん。生まれも育ちも上野です。
上野は数多くの博物館・美術館があり世界に誇る日本文化の集積地。この魅力を世界に向けて発信していく。
茅野雅弘さんは上野をパリのルーブルなどに並ぶ世界有数の文化拠点にすることが目標です。
そこでまず始めたのが上野ウエルカムパスポート(2,000円)。
上野地区にあるミュージアムの共通入場券です。
利用できる施設は9館、期限である1月末までに4館以上行けば元が取れます。
今年、世界遺産になった西洋美術館もこのパスポートで入館することができます。
目的の美術館や博物館に行って、そのまま帰ってしまう。実はmおっと魅力的なものが他の館にもいっぱいある。そういったところも、ぜひ見てもらいたいという気持ちを込めて、このパスポートを発行している。
パスポートはこんなところにも。
終戦直後からアメ横で乾物屋を営む、小島屋の小島和久さん。
5,000円以上購入したお客様にパスポートをプレゼントしていました。
アメ横の人は似術館・博物館に行ったお客様が下に流れてくるのを期待している。これは一つのいい取っ掛かりになる。
上野では2020年までに観光客3,000万人を目指しています。
ミュージアムを起点に町を潤す。地域一帯となった取り組みが続きます。