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[WBS] ノーベル賞に黄信号!?低学歴化するニッポン!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

吉野彰さんのノーベル賞受賞に日本中が湧きました。

日本からはほぼ毎年のようにノーベル賞受賞者が出ていますが、その行く手には喜んでばかりもいられない状況が横たわっています。

今回の主人公は若手研究者の「博士号」さんです。その名の通り大学院で専門分野を研究し博士号を取った、いわゆる高学歴人材です。

そしていま世界では高学歴人材の需要が高まっています。

博士号の取得者数を見てみるとアメリカは14万4,000人、日本は1万7,000人、中国は3万3,000人となっています。

それが2016年になるとアメリカは18万1,000人に、中国は5万3,000人に増加しています。

ところが日本は2,000人減って1万5,000人に減少しました。

なぜ世界に逆行する形で日本では低学歴化ともいう状況が進んでいるのでしょうか?

WBSと日本経済新聞のデータ取材班との連動企画、第3弾として今回は低学歴化の謎を追いました。

博士

数式を描く男性。東京大学の大学院で物理学を専攻し、博士号を取った市川翼さん(39歳)。

面白いですよね。

市川さんが書いた論文。

実は3年前まで大学の研究員、ポスドクとして活動していました。

ポスドクとは「Postdoctoral Fellow(ポストドクトラルフェロー)」の略で教授などの食を目指して大学に残る任期付きの研究員のこと。

ポストに空きがない限り職がなく不安定。

2~3年の任期が多い。

金銭面でも決して恵まれていません。

市川さんのポスドク時代の年収は300万~400万円台。

やっぱり少ないですよね。

なかなかそこは厳しいかなと。

安定している方がよいだろうと。

市川さんは安定を求めて研究の道を断念。いまは民間の調査会社で活躍しています。

しかし、博士号を取得した高学歴人材を企業が求めるかは別の話です。

高学歴人材

経団連の加盟企業へのアンケートで新卒採用の選考時に重視する要素として挙げられたのが「コミュニケーション能力」や「主体性」など。

専門性と回答した企業はわずか12%。

なかにはこんなエピソードも・・・

企業の採用面接、

大学では物理学を専攻していて・・・

大学院での研究をアピールすると、

へーすごいね。ほかにアピールポイントは?

日本企業では高学歴人材の専門性を重視せず、活躍の場が少ないという現実があります。

日本では博士号取得者の74%が大学に所属し、企業には13%しかいません。

一方、アメリカでは企業に40%も属しています。

海外へ

行き場をなくした博士たちは海外へ。

韓国で働いているのは・・・

日本人の田中まもるさん。

大学院で博士号を取得した田中さん、以前は研究員、いわゆるポスドクとして活動していました。

そんな田中さんに目をつけたのが日本企業ではなくサムスンでした。

国内でアカデミック(学術的)な仕事を探していた。

あまりうまくいかず、その時にサムスンから声がかかった。

田中さんはやりがいを求めてサムスンに行くことを決意。

博士としての専門性を生かし、今では新製品の研究開発に取り組んでいます。

年収は大幅にアップし、いまでは1,000万円以上になりました。

生活に苦労しないようなサポート体制が万全。

家や食事などの面でサポート体制が充実している。

まだ世の中にないものを作ろうという仕事で魅力を感じた。

日本では大学を卒業した人の平均年収は418万円。大学院を卒業した場合、524万円です。

対してアメリカは博士号を取得すると915万円と大幅に増加します。

本庶佑氏

京都大学の本庶佑特別教授、

ノーベル医学生理学賞をいただき大変名誉なことだと喜んでいる。

去年、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑氏。

日本の現状をどう見ているのか?

この国では学位を持つ人の処遇が非常に低い。

人材をどう評価してリターンしていくか。

博士号を持つ高学歴人材への見方が日本と世界で大きく違うと指摘します。

基本的には専門能力。それと自分で何かを開発する能力。

これが博士卒業生に求められている。

世界では行政府の人だってほとんど学位を持っている。

日本の中央官庁の人はほとんど学位がない。

専門の高度な知識を持った人が国のリーダーにならなければやっぱり遅れる。残念ながら。

高学歴人材の活躍の場をいかに提供できるかが日本の成長のカギだといいます。

株式会社POL

株式会社POL | 理系採用のプロフェッショナル集団
株式会社POLは理系学生に特化した採用サービス「LabBase」を運営しています。

理系人材の就職を支援する企業のオフィスには将来に悩む現役大学院生の姿が・・・

日本企業は新しい技術を生み出すことに目を向ければもっと博士の価値を認識できる。

年収を上げるために慣れない統括の仕事をやっている。

技術特化のような人が評価される世の中になってほしい。

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