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[WBS] 日本初!「リゾート型空港」誕生へ!絶景の宮古島、三菱地所の主導で!

2018年12月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

皆さん、美味しそうにワインを飲んでいますね。

こちら、世界初という空港の中に作られたワイナリー「大阪エアポートワイナリー」です。

このワイナリーがある大阪国際空港、つまり伊丹空港ですが2016年に民営化されて飛行機の搭乗客だけでなく様々な人に利用してもらおうと、今年の春に商業フロアを全面改装しました。

いまこうした空港の民営化かが進んでいます。

いま赤で示されている所、これはすでに民営化された主な空港です。

そして青で表示されたのが来年以降に予定されている空港です。

こうした民営化によって来年の春には全く新しいコンセプトの空港も誕生します。

それは日本初となるリゾート型の空港です。

下地島エアポートマネジメント株式会社

[blogcard url="https://shimojishima.jp/"]

東京・羽田から飛行機でおよそ3時間で行ける自然豊かな南の島、沖縄県宮古島市。

今日はあいにくの天気でしたが晴れていれば南国ならではの青い空と海が魅力の観光地です。

2015年には宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540メートルの橋が完成。

絶景を目当てに来る観光客も急増し、今年度は100万人を突破する勢いです。

その伊良部島の西、下地島にある下地島空港。

来年3月、新しく旅客ターミナルが誕生します。

建設中の施設にカメラが初めて入りました。

下地島エアポートマネジメントの伴野賢太郎社長、

CLT(直交集成材)がぞのまま見えている。空港っぽくない。

屋根や壁の一部にはCLTという木材を接着剤で張り合わせた集成材を使っています。

空港ターミナルでこうした集成材の採用は全国でも初めてです。

この下地島空港は以前、訓練用施設として活用されていました。

三菱地所株式会社

[blogcard url="http://www.mec.co.jp/"]

このプロジェクトを手掛けているのは三菱地所のグループ会社。

これまでのように空港施設の運営を受託するだけではなく、コンセプトから建設資金の調達まで全て三菱地所が主導して行っています。

宮古は自然豊かで食もおいしい。宮古空港がある中で「空港から、リゾート、はじまる。」というコンセプトのもとに計画を進めている。

完成すると搭乗ゲートはご覧のように。

ラウンジなどで飛行機を待つ間もリゾート気分を味わえる空間づくりを目指しています。

宮古島にも空港がありますが、2017年度は170万人を超える利用があり、これ以上は便数を増やすことができない状態です。

下地島空港では国際線の定期就航もできるように税関なども整備します。

ターミナルをつくることが目的ではない。お客様を宮古島市に運ぶかが一番の目的。

2021年の空港利用者が30万人というのが第三者機関の需要調査。

30万人を少しでも早く実現するのが最初の目標。

森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社

[blogcard url="http://www.mt-hr.com/index.html"]

伊良部島では新たなホテルの次々とオープンしています。

先週オープンした「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古」。

海外からの旅行客の需要に期待を寄せています。

イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の新宮千裕総支配人は、

ターゲットとしている海外からのお客様が今後増えていく。

直接海外からの便があると、さらに注目が上がる。

三菱地所の役割

ただ宮古島市ではこうしたホテルの開業などにより10月の有効求人倍率は1.84倍と人手不足も深刻化しています。

観光客が押し寄せ、雇用も増加。

今後の高い経済成長が期待される宮古島。

新たな空港開港で三菱地所はどのような役割を目指すのでしょうか?

まず空港を整えてお客様を受け入れる機能を準備する。

当社だけでなく島に投資する人と組んで島の経済発展に寄与していきたい。

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