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[WBS] 「海外の味覚やニーズ」を熟知!?輸出請負人が生産者にアドバイス!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

農産物の輸出に関してのニュースです。

2種類のリンゴが並んでいますが、どちらが美味しそうに見えますか?

実は欧米では蜜はウォーター・コア、蜜蝋といわれ嫌われていて、大きさもおやつ感覚で食べられる小さいサイズのものが人気があるそうです。

リンゴ以外にも美味しさの基準は国によってそれぞれです。

ですので、輸出の際にはこうした味覚のギャップなどや海外のニーズをうまく見抜くことが大切です。

日本の農林水産物や食品の輸出額は右肩上がりに伸びていて、去年は9,068億円で、政府は今年1兆円を目標に掲げています。

こうした目標達成のために必要なのが輸出のポイントを農家に伝えることです。

輸出のノウハウがない農家を支援する「輸出請負人」を取材しました。

貫井園

お茶としいたけ 貫井園
ナラの原木にしいたけ菌を植える、最も自然なしいたけづくりを行っています。味、香り、歯ごたえに自信を持っておオススメします

埼玉県入間市の雑木林。

ここで家族経営でしいたけを栽培している貫井香織さん。

この日、貫井さんの元を訪れたのは「GFP」と書かれた腕章をつけた6人の男性。

GFP・農林水産省の小坂伸行さん、

ここにGFPとみんなで食品と農産品を輸出しようと個々の農家をサポートしている。

GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト

GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト
GFP(ジー・エフ・ピー)とは、Global Farmer / Fisherman / Forestry / Food Manufacturer Project の略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物の輸出プロジェクトです。日本の農林水産物や食品を世界各国に広めるため、生産者のコミュニティ化、輸出診断、産地...

彼らは農林水産省が推進する輸出プロジェクト「グローバル・ファーマーズ・プロジェクト(GFP)」のメンバー。

輸出先や品目に合わせて農水省やジェトロから派遣される輸出請負人です。

全国を飛び回り、海外に販路を求める農家や漁業関係者などへ無料で輸出の可能性を診断します。

これが干ししいたけに?

そうですね。

干すと重量は半分くらいに?

10分の1。

実際の生産現場の視察に加え、輸出を希望する地域や輸出目標額など30以上に及ぶ項目のヒアリングから輸出診断を行います。

貫井さんは東日本大震災後、風評被害で客足が落ち込み、海外展開を意識。

現在はフランスにある知人の店に輸出を始めています。

さらなるEU圏での販路拡大のため輸出診断を申し込みました。

まず、GFPが注目したのはしいたけを干すことで濃縮された「うま味」です。

外国人はわれわれ以上に「うま味」の高い食品を評価してくれる。

どう言葉にして伝えるか。

「うま味」が分からないと言われていたが、最近は分かるという話なので売れる。

「UMAMI」って大きく入れます。

国際語になりつつある「UMAMI」をパッケージなどで全面に押し出すようにアドバイスしました。

さらに、

面白いと思ったのがこれ。

5年前から販売を始めた乾燥しいたけを使った粉末のだしです。

「食感が嫌」という人がいる。パウダーにすれば関係ない。

想像つかない使い方をしている人がいるかもしれない。

例えばサラダの上にかけて食べるとか。

しいたけに馴染みのない海外での粉末だしでの新たな使われ方を予想した上で今後の販売戦略を提案します。

しいたけを知らない人に売るには、日本食レストランが増えているので、売り込んでいくターゲット。

ライバルはトリュフ。

代替するくらいの気持ちで、工夫する必要がある。

この輸出診断は去年の8月にスタートして以降、すでに140件行われています。

GFP超会議

今月、農水省ではこの輸出プロジェクトを広げるイベントを実施。

自民党の小泉進次郎議員は、

農林水産業は100億人を視野に入れた農林水産業に変わる時代。

ただ、若い参加者が多く農業従事者のおよそ7割を65歳以上が占める中、高齢農家へも取り組みを広げることが課題だといいます。

裾野を広げるには農林水産物の輸出ビジネスでとても大切。

広くGFPを知ってもらうとともに賛同して貰う人を増やす。

輸出目標額

そうした中、政府は3月28日に1兆円の先を見据え新たな輸出目標額を掲げると表明しました。

菅官房長官は、

日EU・EPAによりEU向けに牛肉、水産物、お茶などの関税が撤廃された。

輸出額1兆円の目標はまず達成したい。さらなる高みを目指していきたい。

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