気づかないうちに身近なところで革新的な技術が生まれようとしています。
駅のホームで実験が始まったのがこちらです。
AIを駆使して商品の会計をする無人の売店です。
いま駅がイノベーション誕生の舞台になっています。
その現場を取材しました。
東日本旅客鉄道株式会社
[blogcard url="http://www.jreast.co.jp/"]
東京・北区にあるJR赤羽駅。
そのホームに設置されたこちらの売店。
中を見ると店員の姿はなく、商品だけが並んでいます。
ここはAI(人工知能)が会計を行う無人の売店です。
池谷亨キャスター、
チョコ、それからちょっとお腹が空いたのでパン、そして水を購入します。
枠の中に立つと精算されます。
ちゃんとチョコとパンと水が出ています。
そしてICカードを使って精算をするとレシートが出てきてゲートが開きました。
この無人の売店、店内をよく見るといたるところにカメラが。
その数、およそ120台。
このカメラでお客様がどの商品を手に取っているかなどを映し出します。
この映像をAIが分析し、自動的に商品の合計金額を算出します。
どれほどの精度なのか?
ちょっとカメラの邪魔をして奥のモノを、パンを2個取りました。
ちゃんとあんぱん、紀ノ国屋のメロンパン、2個認識されています。
サインポスト株式会社
[blogcard url="https://signpost1.com/"]
この売店の開発にはITベンチャーの「サインポスト」のノウハウが生かされたといいます。
JR東日本スタートアップの阿久津智紀さんは、
JR東日本は鉄道事業、小売り、ホテル、広告などいろいろな事業を展開している。
その困りごとをいち早く解決する。
ベンチャーとのオープンイノベーションでビジネスの展開を早くする。
ecbo株式会社
[blogcard url="https://cloak.ecbo.io/ja"]
相内優香キャスター、
東京駅でもベンチャー企業とのサービスがすでに始まっています。
東京駅の改札口の目の前にある手荷物預かり所。
ここでタッグを組んだのは荷物預かりサービスを手掛けるベンチャーの「エクボ」です。
「エクボクローク」という専用サイトから預ける日時や荷物の個数を入力し予約完了。
料金は登録したクレジットカードで自動決済されます。
QRコードをお願いします。
受付では予約したときに発行されたQRコードを見せるだけです。
JR東日本の峯松智徹さん、
手荷物預かり所では預けるのに並んでしまい、時間がかかるという課題があった。
スムーズな荷物の預け入れができ、事前予約なので確実に荷物を預けられる。
今回、タッグを組んだエクボの工藤慎一社長は、
ベンチャー企業はすごくスピード感を重視して勝負する。
それ以上にJR東日本が早く動いてくれたのはかなりびっくりした。
株式会社バカン
[blogcard url="https://www.vacancorp.com/"]
ベンチャーとタッグを組んだ例はほかにも。
トイレにセンサーを設置していて混雑状況を把握している。
大塚駅の駅ビルのトイレの混雑状況がリアルタイムで分かるサービスです。
協力したのはバカンというベンチャー企業。
バカンの河野剛進社長は、
われわれのサービスは混雑や行列をなくすサービスなのでJR東日本と相性がいい。
トイレ以外にも駅ビルの飲食店の混雑状況をデジタルサイネージで表示する実証実験も行ってきました。
保守的なイメージがあったJR東日本ですが時代の変化のスピードに合わせ新しいことに挑戦する傾向になりつつあるといいます。
個人的にやりたいのはAIを活用したお客様の流動や動向分析を新幹線の料金価格などお客様に反映できるサービスを展開したい。
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/jreast"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/superflex"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/softbank-4"]