[WBS] 11年ぶり新型ジープ登場!苦戦の「アメ車」の中なぜ売れる?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

トランプ大統領が、

アメリカから日本に輸出される車がほとんどない!

として不満を表明する日本の自動車市場。

実際、2017年度の輸入車販売台数を見てみるとシボレーの728台、キャデラックの612台とアメリカの自動車は苦戦しています。

ジープ 1万445台
シボレー 728台
キャデラック 612台
フォード 407台
ダッジ 303台

そんな中、順調に販売台数を伸ばすアメ車が1万445台のジープです。

10月25日、そのシープが新型車を発表。

人気のヒミツを取材しました。

FCAジャパン株式会社

千葉県・舞浜のイベント会場「舞浜アンフィシアター」。

続々とやってくるのはジープ。

そしてこちらもジープ。

その数は200台以上。

今日発表される新型車を見るために集まったジープオーナーたちの愛車です。

Jeep

ジープは1941年にアメリカ軍の要請で開発し軍用車として誕生。

その後、民間用として時代とともに性能を進化させながらモデルチェンジを繰り返してきました。

ただフロントグリルの基本的なデザインは変わることはありませんでした。

FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長、

新型ジープ・ラングラーです。

11年ぶりにモデルチェンジしたジープ・ラングラー。

今回もひと目でジープと分かる伝統的なデザインは引き継ぎつつ、ヘッドライトにはLEDを採用。車体各部にアルミニウムを使って軽量化するなど最新技術を盛り込んでいます。

ジープ・ラングラーの日本における売り上げは中国を超えた。

日本は北米を除く世界最大のジープ・ラングラーの市場だ。

実際、去年の輸入車販売ランキングでジープは7位。

1位 ドイツ:メルセデス・ベンツ 6万8,428台
2位 ドイツ:BMW 5万1,299台
3位 ドイツ:フォルクスワーゲン 4万8,147台
4位 ドイツ:アウディ 2万8,620台
5位 ドイツ:ミニ 2万5,566台
6位 スウェーデン:ボルボ 1万5,732台
7位 アメリカ:ジープ 1万445台
8位 フランス:プジョー 8,928台
9位 フランス:ルノー 6,953台
10位 ドイツ:ポルシェ 6,847台

販売好調の裏には何があるのでしょうか?

ジープ・ラングラー

新型ジープ・ラングラー、その乗り心地は?

池谷亨キャスター、

世田谷の普通の路地ですけど走りやすさを確かめてみたいと思います。

小回りがきく、鋭角だったんですけど本当にクルクルクルって感じで曲がれました。

メカな感じがしていいじゃないですか。男性はこういうの好きですよね。

旧型と新型を比べてみると空気抵抗を減らすためにフロントガラスの傾きを少し大きくしました。

そしてエンジンを燃費の良い排気量2リットルのターボエンジンに小型化。

旧型よりも5割以上燃費を改善し、1リットルあたり11.5キロまで伸ばしました。

ジープはこれまで燃費を重視する日本のニーズを意識する改良で販売台数を増やしてきたのです。

ジープが人気のヒミツ

「他のアメリカ車は現状維持か減少、この差は?」

FCAジャパンの牛久保均営業本部長は、

私たちは1997年から右ハンドル車しか投入していない。

他社はたぶん本国の車をそのまま持ってくるので左ハンドル車。

ほかのアメリカメーカーが積極的に投入しない右ハンドルの車を揃えているのです。

店作りにもジープのこだわりが発揮されています。

かつてはクライスラーやダッジなど複数のブランドを扱い白を基調にしていました。

いまではジープ1本に絞り、黒をベースにしたデザインに変えたところ来店者数が増えたといいます。

新しい店を出すことにも積極的です。

ここは11月にオープンする東京・目黒区の店。

ジープの店の数は10年前より3割増化しています。

アフターサービスの拠点も充実させベンツやフォルクスワーゲンなどのヨーロッパ勢を追撃する方針です。

世界で何が起きているか関係なく自分たちの戦略を貫いている。

ジープは努力によって日本で成功を収めている。