今日は「さくらの日」です。
24年前の1992年に制定されました。
さくら(3×9)=27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから定められました。
桜と花見
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれています。
奈良時代は梅を鑑賞していましたが、平安時代に桜に変わってきます。
鎌倉・室町時代には貴族の花見の風習が武士階級にも広がっていきます。
一般人にも花見の風習が広がったのは江戸時代に入ってからです。
江戸時代に入ってからは桜の品種改良も盛んに行われるようになりました。
明治時代に入ると桜の植えられた庭園や大名屋敷が取り壊され、江戸時代に改良された多くの品種が絶滅の危機に瀕します。
駒込の植木職人・高木孫右衛門は桜を集めて自宅の庭に移植して84品種を守りました。
1886年には荒川堤の桜並木造成に協力し、1910年には花見の新名所として人気スポットになります。
78種が植栽された荒川の桜は各地の研究施設に移植されて品種の保存が行なわれて全国へ広がりました。
今年のお花見
各地で開花宣言が出されていますね。
今年もお花見のシーズンが始まります。
今年はどこで誰としようかな?
もう春ですね!
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