今日は夏至で「冷蔵庫の日」です。
31年前の1985年に日本電機工業会により、暑い夏が来る前に冷蔵庫を点検して欲しいという趣旨で毎年夏至の日を「冷蔵庫の日」に設定しました。
冷蔵庫のお手入れ
冷蔵庫は食品腐敗の遅延を目的としています。
野菜室やドアポケットは、野菜くずなどが元で細菌が繁殖し、食中毒の原因となる場合があります。
そのため、こまめな清掃を行うことが求められています。
普段のお手入れ
普段のお手入れには中性洗剤を薄めて使用してよく拭き取ることが大切です。
水拭きだけですと、水分を与えて細菌の繁殖を手助けする可能性もあります。
食用油は、プラスチックのひび割れを、柑橘系の果汁は変色を招く可能性がありますので、汚れたらすぐに拭き取ることが大事です。
自動製氷機はカビが発生しやすいの、こまめな掃除が必要です。
特別なお手入れ
3ヶ月に1度は外せる部品は外して丸洗いをしましょう。
その際は、無理に部品を外して壊さないように注意して下さい。
冷蔵庫の裏なども数ヶ月に1度は掃除をしましょう。
ホコリ等により、無駄な電気代が発生したり、冷蔵庫の冷えが悪くなる可能性が出てきます。
冷蔵庫に不向きな食材
食材の中には冷蔵庫に入れないで常温保存の方が適しているものもあります。
- タマネギ、ニンジン、カボチャ、大根、ゴボウ:常温保存が可能なので、あえて入れる必要はありません。特にタマネギやカボチャは出荷前に一旦常温で保管されています。
- イモ類(ジャガイモ、サツマイモ等):澱粉質の変化により却って不味くなります。
- バナナ:冷蔵庫に入れると皮が黒くなります。
- パン:パサパサになります。(ただし、食パンはラップに包んで冷凍保存することも可能。食べる際は凍ったままトースターで焼く)
ただし、一旦切り口をつけたものや調理したものに関しては状況に応じて冷蔵庫で保存して下さい。
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