今日は「万国郵便連合加盟記念日」です。
139年前の1877年2月19日に万国郵便連合 (UPU) に加盟したことに由来しています。
万国郵便連合
1874年10月9日、国際郵便条約によって設立された世界で2番目に古い国際機関です。本部はスイスのベルンにあります。
日本は1877年に加盟しました。
アジア諸国としては初の加盟で、世界でも23カ国目の加入でした。
第二次世界大戦中に一時脱退していましたが、68年前の1948年6月1日に再び加盟しています。
万国郵便連合が設立されたことで次の3点が決められました。
- 地球上のほぼすべての地域から固定料金に近い形で郵便物が送れること。
- 国際郵便と国内郵便が同様の扱いがされること。
- 国際郵便料金はそれぞれの国で徴収し使用すること。
日本での国際郵便の取り扱いは郵便法に基づいて日本郵便株式会社が条約上の「指定された事業体」とされています。
ヤマト運輸や佐川急便でも海外に荷物を送ることはできますが、指定された事業体ではないのですね。
わたしだけかもしれませんが海外に荷物を送る時は郵便局のEMSを使うことが多いです。
料金が安いのも国際郵便条約に関係しているのかもしれませんね。
北方領土へ荷物を送る時は残念ながら国際郵便扱いになるそうです。
日本郵便株式会社の「国際郵便約款」にて北方諸島は、「当分の間、外国とみなす」と記載されているようです。
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