今日は「オリンピックデー」です。
122年前の1894年6月23日に国際オリンピック委員会が設立されたことに由来しています。
国際オリンピック委員会
国際オリンピック委員会は、近代オリンピックを主催する団体で、オリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する組織です。
国際オリンピック委員会の本部はスイス・ローザンヌ。
2009年に国際連合総会オブザーバー資格を得たため国際機関の一つと思われがちだが、非政府組織の非営利団体であり、その運営資金は主に放送権料販売とスポンサーシップ収入です。
国際オリンピック委員会の歴史と役割
フランスの教育者であったピエール・ド・クーベルタン男爵が1894年に近代オリンピックの設立を提言し、オリンピックを通じて世界平和を実現しようと訴えたのが近代オリンピックの始まりです。
国際オリンピック委員会は各オリンピック大会を運営する各大会組織委員会の親組織で、五輪の商標、過去の大会の映像などの著作権その他のオリンピック関連の知的財産権を国際的に保有する唯一の団体です。
オリンピックに関するスポーツ競技大会以外の活動(文化オリンピック活動、オリンピック博物館など)も含めた、いわゆる「オリンピック・ムーブメント」を運営統括する団体でもあります。
スポーツ振興のための国際組織として、国際競技連盟とも非常に密接な連携しています。
国際オリンピック委員会の下部組織である国内オリンピック委員会を通じて世界各国のスポーツ振興にも力を注いでいます。
オリンピック招致
オリンピック招致を望む意志のある都市は、国際オリンピック委員会に立候補を申し入れ、国際オリンピック委員会総会でIOC委員の投票によって決定されます。
ソウルオリンピックの決定では一部のIOC委員が買収されたスキャンダルが明るみに出ました。
そのため、2001年に就任したジャック・ロゲ会長の主導により、公開投票による公正な選定プロセスが導入されることになりました。
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