今日は「ノーベル賞制定記念日」です。
1895年11月27日、スウェーデンの化学者ノーベルが、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいという遺言を書きました。
ノーベルの死後、ノーベル財団が設立され、1901年にノーベル賞の第1回受賞式が行われました。
ノーベルの遺産を元にした基金168万ポンドの利子が、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業の5分野に貢献した人に贈られています。1969年に経済学賞が追加された。
毎年ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで授賞式が行われています。
ノーベル賞
世の中に絶対という言葉はないといいますが、わたしがノーベル賞を取ることがないのは絶対です。
自分のやっている行為で世の中の人の生活や考えが変わるようなことは一つもありません。
ほんの一部、家族や友人などにいい影響を与えられたらと思って頑張っています。
まだまだ自分の幸せを優先して、他人の幸せを考えられない未熟者です。
平和
わたしの中でノーベル賞の中で最も偉大な賞は「平和賞」だと思っています。
2016年の平和賞はサントス大統領に与えられることが決まっています。
南米コロンビア内戦の和平合意に尽力した功績が平和賞につながったとされています。
すごい根本的な疑問なんですが、人間って基本的に平和を求めていますよね。
なのに争いはなくなりません。
戦争という大きな争いはもちろん、身近な人間のケンカなど争いは絶えません。
争う理由は宗教や価値観の違いなど色々な原因を言えば沢山あります。
その争う理由が平和を求める優しい気持ちを上回るから争いが終わらないと思っています。
そう考えると人間って寂しい生き物だと思います。
争いと競争
争うのは嫌いですが、競争は大切だと思います。
でも、この考え方って矛盾していると自分では思っています。
小学校などで徒競走で順位をつけない時期がありましたよね。
あれには反対です。やっぱり順位は必要だと思います。
でも、それによって傷つく子供もいると思います。
勉強でも運動でも、社会で過ごしていくには競争は必要です。
しかし、それによって敗れる人がいるということも事実です。
これも一つの争いだと思っています。
全ての人間が同じ生活をしていたら争いはなくなるかもしれませんが、そんなことは無理です。
住んでいる場所も違えば、ライフスタイルも全く違う人生を送ってきています。
なにより競争心がなければ、人間は退化していくと思います。
いつか争いがなくなる日が訪れたらいいなと思いながら、今日も一日頑張りたいと思います。
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