今日は「ビキニ・デー」です。
ビキニ・デーについて
62年前の1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁でアメリカが水爆実験を行い、マグロ漁船の第五福竜丸が被曝しました。
アメリカは事前に危険区域を設定しており第五福竜丸は危険区域外で操業していました。
しかしアメリカの設定した危険区域の見積もりが甘く第五福竜丸を含め多くの漁船が被爆しました。
被爆した漁船の数は数百隻になると言われ2万人を超える方々が被爆したと言われています。
第五福竜丸は被爆後、救難信号を上げることなく、自力で焼津漁港に帰ってきました。
救難信号を上げなかった理由として、アメリカが被爆の事実を隠すために撃沈されるかもと船員が思ったからだと言われています。
第五福竜丸が被爆した後、日本国内では反核運動が起こりました。
アメリカは反核運動が反米運動に変わるのを危惧して被爆者の補償の交渉を急ぎました。
結果、日本政府とアメリカ政府の間で責任を追求しないとの確約がされ200万ドルが支払われました。
ただし、賠償金ではなく、アメリカからの好意による見舞金として支払われました。
核兵器の保有国
世界では所有を表明している国、所有していると思われている国が9ヶ国あります。
- アメリカ合衆国
- ロシア
- イギリス
- フランス
- 中国
- インド
- パキスタン
- 北朝鮮
- イスラエル
核兵器の恐ろしさは、どこの国も知っていると思うのに核の廃棄は続かないですね。
もしかしたら日本は被爆国として核の脅威を習いますが外国ではそれほど教わってないのかもしれませんね。
日本にしたって被爆を経験した方がどんどん少なくっています。体験した方から直接お話が聞ける機会は今後はもっと少なくなります。
今ある核兵器で世界が30回以上破壊できるそうです。
本当に不要な兵器ですよね。みんな一斉に廃棄できたら良いのに。
原子力発電
東日本大震災後に稼働を止めていた原子力発電が少しずつ再稼働していますね。
あれだけ福島第一原子力発電所の事故後に反対運動が起こったのに残念です。
本当に安全な原子力発電所が出来たとしても、廃棄物の処理方法が決まっていない状態です。
4月からは一般家庭でも電力の自由化が始まります。
価格はもちろん重要ですが、電力の作り方も一緒に考えて選びたいですね。
個人的には原子力発電で作られた電力は購入したくないと思っています。
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