男性スタッフ
わたしが勤めている会社でアルバイトで働いている20代後半の男性スタッフ。
勤務時間は8時30分から17時30分。
結婚もしていていますがアルバイトの方が気が楽ということでアルバイトで生活をしています。
話を聞けば奥様が結構稼いでいるそうです。
しかし、その奥様も出産を間近に控えて育児休暇に入りました。
これによって世帯収入が激減します。
そこで男性スタッフが考えたのはアルバイトの掛け持ちでした。
アルバイトの掛け持ち
男性スタッフが検討しているのは、職場近くの工場での夜勤勤務です。
勤務時間は19時から24時までの5時間。
今のアルバイトと掛け持ちすることで勤務時間は8時30分から24時までに拡大します。
休憩時間の1時間とアルバイトとアルバイトの間に1時間半ほどの時間はありますが、1日13時間労働。
週4日働いて1週間に52時間。時給1,000円として、1周間で5万2,000円の収入になります。
普通に生活するには問題ない金額だと思いますが、子供が生まれて将来を考えると不安に感じますね。
また勤務時間は13時間ですが、通勤時間などを考えると家にいられる時間は最大でも7時間ほど。
週休3日なので大丈夫かもしれませんが、肉体的にしんどいと思います。
子供が生まれたばかりの奥様を残して1日の大半を働くのも家庭的にも大変です。
気楽に働きたいからと言ってアルバイトのままでは将来に不安が残ります。
アルバイトのままでもいいと思いますが、手に職を身に着けないと今後が恐ろしいです。
時間の切り売り
アルバイトって結局、自分の時間を切り売りしているだけです。
1時間働くと時給1,000円。
働かないと収入は得られません。
1日14時間勤務を週6日で働いても84時間勤務で週に8万4,000円。これが限界です。
日給月給の正社員も同じですが、自ら稼げる仕組みを作らないと、時間を切り売りして収入を得るだけになります。
自分の時間を使用しない稼げる仕組みを持つことで、収入に余裕が出ると思います。
例えば、マンション運営なんかは自分の時間は使わずに、入居者がいれば家賃というカタチで収入が入ります。
人材派遣も同じだと思います。能力のある人を派遣して、企業から収入を得て、その一部を手数料として収入を得ます。自分は仲介をしただけで、その人が働いている間は収入が得られます。
こういった仕組みを自分の中で構築しないと、アルバイトであれ正社員であれ、会社からの収入で生活するという不安からは抜け出せないと思います。
わたし自身もまだまだ稼げる仕組みづくりを作っている真っ只中ですが、会社からの収入だけで生活するという不安からは少しだけ開放されつつあります。
お金が必要だからといって安易にアルバイトを考えるよりも、長期的な目線で稼げる仕組みを考えたほうが安定すると考えだしたこの頃です。
とりあえず男性スタッフには
掛け持ちするのは自由だけど、どっちとも仕事のクオリティを下げたらアカンで!
と伝えておきました。
頑張れ男性スタッフ!
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