三菱自動車工業株式会社
2016年5月12日に日産自動車株式会社との資本業務提携を決めた三菱自動車工業株式会社。
日産自動車株式会社としては三菱自動車工業株式会社の賠償金などがどこまで拡大するか不明なまま資本業務提携を決めたわけです。
カルロス・ゴーン社長の素早い決断には驚きました。
これで三菱自動車工業株式会社も立ち直るのかと思いましたが、また走行データの不正が発覚しました。
発覚したのはプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」。
三菱自動車工業株式会社は「アウトランダーPHEV」は国が定めた惰行法で計測していたと発表していました。
この事実は4月20日に軽自動車の燃費偽装が発覚した後に行った社内調査で判明していました。
そして5月11日の記者会見では公表しませんでした。
元々発表していた「アウトランダーPHEV」「ミラージュ」「デリカD:5」、わずか3車種の中で再び発覚したことに驚きます。
やはり社内の体質に問題があるとしか思えません。
カルロス・ゴーン社長は「三菱自動車工業株式会社が自分自身で解決しなければならない」と言っていましたが、難しいように感じます。
もう三菱自動車工業株式会社は誰が何を隠しているのかさえ疑心暗鬼になります。
完全子会社にして三菱ブランドの名前だけを残したほうが解決が早いような気が・・・
日本の自動車産業の信用問題に関わる重要な事件ですので、早く真相を解明してほしいです。
信頼していたユーザーや従業員、ディーラー、下請け企業などのためにもなんとかして欲しいです。
益子修会長や相川哲郎社長など首脳陣が全て悪いとは思いません。
現場にも色々と問題があったと思います。
補償などを含めた責任はしっかりと取って欲しいと思います。
そして不正が燃費データなどに関連したものだけであることを信じたいと思います。
もし安全性に関連する不正が出てきたら、もう恐ろしいことになりそうなので・・・
さすがに2度のリコール隠しで反省して安全性については大丈夫だと信じたいですが、こうも不正ばかり発覚すると不安になります。
これ以上、日本の自動車産業の失態を晒すことのないようにお願いします。
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