最高級というごはんが食べ放題という店に行列ができています。その人気の秘密は一家に1台はある、あの背品でした。
象印マホービン株式会社
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大阪・難波。
昼時、60人ほどの行列が…
「どちらから?」
姫路です。
三重県鈴鹿です。
店が開いてまもなく満席に。
一見すると普通の食堂ですが…
提供しているのは一風変わった献立です。
メインは鶏の照焼。
それに小鉢が3つ付いてきて…
ごはんが2つ!?
象印食堂
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店の主役は「ごはん」です。
自慢のごはんは1粒1粒がツヤツヤと輝き、ふっくらと炊きあがっています。
その味は?
田舎のおばあちゃんの味がします。
やわらかくて思っていたより甘い。
どんな炊き方?
一体どんな炊き方をしているのか?
こちらの炊飯器です。
炊飯器!?
そこにはなんと30台もの家庭用炊飯器が行列を作っていました。
ただの炊飯器ではなさそうですが…
実はこの店、炊飯器メーカー「象印マホービン」が手掛けた初めての飲食店。
ここではおよそ10万円で売られている最高級炊飯器で炊いたお米を食べ比べできるのです。
水色が「ふつう炊き」のごはん。グレーが「もちもち炊き」のごはんです。
ふつうのごはん。
もちもちのごはん。
そして玄米など3種類のごはんがお代わり自由で食べ放題。
1,760円でごはん三昧ということだ。
30台の炊飯器がフル回転。
ランチタイムだけでおよそ800杯分のごはんを炊くといいます。
全然違うと思った。
お米はあまり好きじゃなかったがおいしい。
この店で使っているのは去年100周年を迎えた象印の技術を凝縮したという炊飯器です。
かまどで炊いたごはんの美味しさは炎のゆらぎであると発見。
今まで1つが常識だった炊飯器の底のヒーターを3つに分け、3つのヒーターが順番に加熱されることで炎の揺らぎを再現。
お米の甘味成分をアップさせたのだといいます。
なぜ炊飯器メーカーが食堂?
そもそもなぜ炊飯器メーカーが食堂を開いたのか?
象印マホービンの「象印食堂」プロジェクトマネージャー、北村充子さん、
期間限定でアンテナショップを東京・大阪で聞き評判が良かった。
評判を聞きつけた南海電鉄が去年オープンした大型イビル「なんばスカイオ」に誘致しました。
南海電鉄の辻林大輝さん、
象印食堂が「顔」となってビルの知名度が上がっている。
お客様からも「象印食堂があるビルですね。」
象印食堂では主役のごはんだけでなく引き立て役のおかずにもこだわりが…
それはあえて凝ったものにしないということ。
家で作れるようにレシピもホームページで公開。
「炎舞炊き」さえ購入すれば「炎舞炊き」と同じものが作れる。
ところで先程のお客様に炊飯器を買いかどうか聞いてみると、
すごい高い炊飯器なので…
ちょっと…考えます…
使っている炊飯器が壊れたらわからない…、
今は10万円出して炊飯器買わない。
こんな声が聞かれましたが…
炎舞炊きも買ってもらいたいがごはんのおいしさを楽しんでほしい。
「ごはんのおいしさってこんなもんじゃない」と炊飯器メーカーとしてはすごく思う。