株式会社ZIPAIR Tokyo
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日本で新たに動き出したのが…
ジップエアトーキョーの西田真吾社長、
いよいよ本日、ジップエアは旅客便の就航を始める。
日本航空の100%小会社で国際線のLCC(格安航空会社)のジップエアトーキョーが成田から韓国・ソウルに向け初めての旅客便を就航しました。
10月16日から週2便、往復で運行し今月末からの冬ダイヤからは週3便に増やします。
就航便に登場した韓国に帰国する女性は、
待っていた。ジップエアが新しく飛ぶというので選んだ。
料金はエコノミークラスで片道8,000円から3万円。
ビジネスクラスにあたる18席はフルフラットシートを採用し、合計290の座席を用意しています。
ただ初日の乗客はわずか2人。
先週、日本と韓国の間で出入国の制限が緩和されたこと受け、きょうの就航を決めたため予約時間が短かったのが原因としています。
需要の回復が遠からず来るので、そのために実践で鍛える必要がある。
元々5月に成田-バンコク路線で初就航を予定していたジップエア。新型コロナの影響で延期を余儀なくされ旅客機を貨物便として運航する異例の措置を取ってきました。
政府は7月以降、タイやベトナムを皮切りにビジネス目的の人や留学生などに限って出入国制限を緩和。
マレーシアやシンガポール、韓国やブルネイと対象地域を増やしてきました。
出入国制限を緩和で予約が増えていくことを見据えての初就航。
以前から掲げる就航2年後の単年度黒字化という目標については…
「コロナが続く中、黒字化のめどは?」
需要の回復次第だが目標が実現不可能だとは思っていない。
2年後に単エンド黒字、4年後に累積損失の解消はいけると思う。
国土交通省は10月16日、苦境の航空業界を下支えするために国が管理する空港の使用料の一部を来年2月分まで45%減額すると発表しました。
しかし、これまでに中部国際空港を拠点とするエアアジア・ジャパンが12月で日本からの撤退を表明している他、ジェットスター・ジャパンも国内6路線で来年3月までの運休を決めるなどLCCを巡る厳しい環境が続いています。
そんな逆風の中でも路線を広げるのがANA傘下で国内最大手のLCC、ピーチ・アビエーションです。
10月16日、新たに導入するエアバス製の機体を報道陣に公開しました。
トイレを小さくするなど機体後方のスペースを有効活用することで従来よりも座席が8席多くなっている他、燃費効率が最大20%高く、コスト削減が見込めるといいます。
この機体は関西空港、仙台空港、新千歳空港を結ぶ定期便での運航を予定しています。
さらに…
ピーチ・アビエーションの森健明CEO、
新千歳と那覇、仙台と那覇を結ぶ2つの路線を就航し、人々の移動と地域経済を支えていけるよう事業を進めていく。
今月25日から予定通り2つの新規路線を開設する他、さらに路線を拡大する方針です。
直近の搭乗率が60%に戻るなど回復の兆しはあるといいますが…
確実に回復しているという実感はある。
ただ元の通りの規模、客数に戻るかどうかはまだ不確実な状況。
さらに課題は需要の回復だけでないと指摘する専門家も。
東京工業大学の花岡伸也教授、
LCCは費用が安いことが大前提だが「清潔なイメージ」が大事になる。
前のお客様のゴミが少しでも残っていたら気持ち悪い、今の状況だと。
駐機時間を短くし、飛行機の稼働率を高めることで利益を上げてきたのがLCCのビジネスモデルですが、今後は短い時間でどこまで機内清掃が徹底できるかなど清潔感への配慮がお客様の判断基準として重視されるといいます。
「安かろう悪かろう」ではない。
清潔に衛生面も管理して運行しているときちんとアピールすることが復活のスタートラインとしてはすごく大事。