ビジネス関連 モーニングサテライト

[モーニングサテライト]【ふちこの突撃マーケット】食品自販機の黒船が来た![Yo-Kai Express Inc.]

モーニングサテライト

「ふちこの突撃マーケット」です。

今回のテーマは「食品自販機の黒船が来た!」です。日本には自動販売機が270万台以上あり、そのうちインスタント食品や冷凍食品など食品を扱う自販機だけでも7万台以上ということで、いわば自動販売機大国ともいわれる状況です。

自販機普及台数(2021年12月末時点)
飲料 225万4,400台
食品 7万2,800台
たばこ 11万6,000台
合計 270万8,000台
出典:日本自動販売システム機械工業会

その日本にアメリカのシリコンバレー発のベンチャー企業が進出してきました。

90秒で熱々ラーメン!アメリカ ベンチャー開発の自販機とは

やって来たのは羽田空港の第2ターミナルです。到着ロビーを進んでいくと

片渕茜キャスター

「ヨーカイエクスプレス」という自販機があります。
他の自販機に比べてモニターも大きくスタイリッシュ。
麺がたくさん並んでいます。ラーメン自販機です。

24時間営業している自販機コーナーに今年3月から設置されたのはラーメンの自販機です。その名も「Yo-Kai Express(ヨーカイエクスプレス)」。90秒で熱々のラーメンが楽しめるという自販機です。

片渕茜キャスター

さっそくメニューが出てきました。「鶏 Yuzu Shio」「東京 Shoyu」「札幌 Spicy Miso」「九州 Tonkotsu」。色んな種類のラーメンがあります。
私は九州出身なので九州Tonkotsuラーメンにしてみます。

そして支払いはキャッシュレスのみ。

調理が始まり待つこと90秒。

片渕茜キャスター

出てきました。これが出来上がったラーメンです。
結構熱々です。
湯気がしっかり出ています。結構熱々です。
豚骨のうまみがしっかり効いています。
麺も結構しっかり硬さがあり、細麺で歯切れがいい。
割とあっさりした豚骨スープ。

自販機とは思えないくらい美味しかったです。

4種類の味が楽しめるこちらの自販機、羽田空港のほか首都高速道路の芝浦パーキングエリアにも設置されています。

Yo-Kai Express 日本事業開発
土屋圭司さん

「ステップクッキング」という呼び方をしているが、食品をつくっている工場である程度の調理したものを冷凍したものが中に入っていて、基本的にはスチームなどを使い解凍調理をこの中でしているということ。

このラーメン自動販売機を開発したのがアメリカ・シリコンバレー発のベンチャー企業「Yo-Kai Express Inc.」。2016年創業です。

アメリカ国内で病院や大学、そしてホテルなどおよそ50ヵ所に自動販売機を設置。ラーメンの他にもパスタ、デザートなど30種類以上のメニューを展開しています。

しかし、ラーメン、さらには自動販売機の本家ともいえるこの日本にどうして進出してきたのでしょか。その理由をアンディ・リンCEOに聞きました。

片渕茜キャスター

ヨーカイエクスプレスという自販機を作った経緯は?

Yo-Kai Express Inc.
アンディ・リンCEO

真夜中にアジアとリモート会議をした後、空腹だったのでレストランを探したが、午前3時だったので営業しているレストランはなかった。
そうしたときネットを見たら日本のうどん自販機の映像があった。
最新の技術でこのような自販機を進化させたいとの思いに至った。

きっかけは日本のうどん自販機だったというアンディCEO。

さらにコロナ禍に伴う食のスタイルの変化も後押しになったということです。

Yo-Kai Express Inc.
アンディ・リンCEO

コロナの影響もあって病院や空港、大学やスキー場などで商機があった。
消費者は人と人が接しない「非接触」を求めていたので人の手を利用しない自販機が成長してきた。

今後はラインナップの強化を図っていく方針で、国内外で店舗を展開する一風堂とコラボしたメニューも導入する見通しです。

「一風堂」を運営する力の源カンパニー 商品本部
冨田英信さん

一風堂が開発に携わったのが2品ある。
「一風堂 博多豚骨ラーメン」「IPPUDO プラントベース(豚骨風)ラーメン」。
Yo-Kai Expressの新しい食のスタイルを新しい技術を使って発信する姿勢に共感して協業に至った。
両者の協業によって日本以外の国にもこの技術を展開することができる。
「RAMEN」を世界共通語にするための手段としてYo-Kai Expressとのコラボに期待している。

日本国内において今後5年間で5,000ヵ所以上設置する計画で、人手不足でビジネスチャンスが拡大するとみているそうです。

Yo-Kai Express Inc.
アンディ・リンCEO

社会の高齢化を背景に労働力となる人の数は減っていく。
レストランの人材確保が難しくなる。ホールスタッフを見つけるのも困難だ。
人手不足という社会的な要因が食の分野の自動化を進めている。
自動化はレストランを代替できないが大いに助けになる。

-ビジネス関連, モーニングサテライト
-,