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[WBS] 販売急増!ドライブレコーダー!防犯&衝突回避に役立つ!?

2017年6月16日

  • ワールドビジネスサテライト(WBS)

    高速道路を走行中のバスに突然、空中に浮き上がった乗用車が激突。先週末に東名高速道路で起きた事故。

    この衝撃的な映像を捉えたのがドライブレコーダーです。

    今回、事故にあったバスに積まれていたドライブレコーダーには通信機能が付いていました。事故などで車体が衝撃を受けるとバス会社にあるパソコンに通知するとともに、前後30秒間の映像もデータ通信で送られます。

    そしてドライブレコーダーからGPSの情報も同時に送られ、事故の場所がすぐに把握できてバス会社の担当者がいち早く現場に駆けつけることができたといいます。

    こうしたドライブレコーダーを万一の事故に備えて取り付ける一般のドライバーも増えています。

    株式会社イエローハット

    [blogcard url="http://www.yellowhat.jp/"]

    都内にあるカー用品店「イエローハット用賀店」。

    イエローハットの渡部拓人さん、

    こちらがドライブレコーダーのコーナー。

    こちらの店舗では30種類のドライブレコーダーを販売しています。

    「ドライブレコーダーを買う人は増えている?」

    非常に増えています。先週のバスの事故をきっかけに1週間で販売台数は1.5倍に増えている。

    バスの事故映像が公開されるとドライブレコーダーを求めるお客様が急増したといいます。

    購入を検討中の男性は、

    車をいたずらされて長時間の駐車中の録画機能も備えた商品を探している。

    KENWOOD DRV-610」にはエンジンを切った後でも車に近づく人を感知して撮影する機能が搭載されています。

    高画質なものや前方の車との衝突警報機能など高機能な商品を購入する人が増えているといいます。

    「どんなものが一番売れている?」

    GPSセンサーが入っていて、どの場所で何時何分に起きた事故なのかを記録できるもの。事故が起きたときに自分が不利にならないためにつける人が非常に増えている。

    国内のドライブレコーダーの販売台数は毎年増加、2016年には約79万台と3年で約3倍に増えています。

    東京海上日動火災保険株式会社

    [blogcard url="http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/"]

    この広がりに損害保険業界も注目しています。

    東京海上日動火災保険は大手では初めてドライブレコーダーを使った保険サービスを4月から始めました。

    パイオニアと共同開発した製品にはこんな機能が、

    およそ200メートル先、出会い頭事故多発交差点です。速度を落としましょう。

    GPSで位置情報を把握、事故が起こりやすい場所で音声メッセージを流し注意喚起します。その数、全国で約2万6,000ヵ所。

    東京海上日動火災保険の営業企画部、平田洋一さんは、

    危険地点接近警告は運転中の天候や時間帯だけでなくドライバーの過去の運転特性に応じて危険地点に差し掛かったときに個々のお客様にリアルタイムで注意喚起する。

    さらにドライブレコーダーが強い衝撃を受けると、

    東京海上日動、緊急応対担当です。お話はできますか?けがはございますか?

    はい、交差点で事故に遭いまして胸を打って苦しいです。

    胸を打って苦しいということですね。至急、救急を手配します。ご安心ください。

    ドライブレコーダーを通じて自動でコールセンターとつながり、状況に応じて警察や消防署に連絡をします。

    このドライブレコーダーは簡単に後付ができるので安全支援装置などが付いていいない古い車でも対応。一般的な自動車保険のオプションとして月額650円で貸し出しています。

    ドライブレコーダーで映像を記録している。事故連絡があったときには映像も自動で送信されるので、事故映像が事故対応の中で使えるケースもある。

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