ヤフー株式会社
[blogcard url="http://www.yahoo.co.jp/"]
1ヶ月に630億アクセス!
1日20億アクセス!
1秒で24,000万アクセス!
日本で一番見られているインターネットサイト「Yahoo!JAPAN」
番組のゲストはさんヤフー株式会社代表取締役社長CEOの宮坂学さんでした。
44歳で社長になった天才ですよね!
Yahoo!ニューストピックス
Yahoo!JAPANで最も見られているページ、「Yahoo!ニューストピックス」。
その担当をしているのがYahoo!ニュース編集の苅田伸宏さんです。
Yahoo!ニューストピックスには「国内」「経済」「スポーツ」「国際」「エンタメ」「IT」「科学」「地域」の8ジャンルから8本のニュース、合計64本のニュースが表示されています。
この64本のニュースからトップページに8本のニュースが表示されます。
このニュースをチョイスするのが苅田伸宏さんなどのお仕事です。
チョイスする方法は毎日、新聞社からネットなどで届く約4,000本のニュースを見て選択します。
見出しを作るのも仕事のひとつです。
選んだ記事はチャットで記事と見出しを編集部で共有してから「Yahoo!ニューストピックス」に選ばれます。
トップページに掲載するかは持ち回りでデスクがジャッジします。
アクセス数の多さなどで判断しますが、読まれないかもしれないが大事なニュースも伝えられるようにされています。
トップページに表示される8つのニュースのうち、上の5本は堅めのニュース、下の3本がエンタメ、スポーツなどの軽めのニュースが表示されることが多いそうです。
ABテストツール
見出しにA案とB案の2つのアイデアがあるとき、事前にユーザーに見てもらう仕組みです。
番組で紹介されていたのは、三浦知良さんが59歳の誕生日を60万円の高級スーツで登場して60歳の決意を伝えたニュース。
このニュースの見出しとして3つが選ばれました。
- 49歳カズ 60万円スーツで登場
- 49歳カズ 鮮やかスーツで登場
- カズ49歳に 高級スーツで決意
このテストの結果、最終的には「49歳カズ 60万円スーツで登場」が一番読まれていることが分かりました。
60万円と具体的な数字が読まれた要因とされています。
Yahoo!カーナビ
ヤフー株式会社ではアプリの制作に力を入れています。
その中のひとつがカーナビアプリです。
2014年に提供を開始すると開始1ヶ月で100万ダウンロードを突破する大人気アプリです。
開発しているのはカーナビサービスマネジャー 生活メディア事業本部の兵頭安昭さん。
このアプリが正常に動作しているかのテストは実際に走行して行われています。
検索に強いYahoo!JAPANの技術を活かして、よく使われる地名などが簡単に検索できます。
さらにグラフィックにもこだわっています。
グラフィックは名古屋オフィスにて作られています。
文字のボケなど、普通に見ていても気づかないような部分までしっかりと確認して日々、修正されていきます。
その修正作業をしている生活メディア事業部 デザイン開発部 開発4の星名努さん。
ここまで細かくこだわっておかないと、違和感を感じられる方とかおかしいと思われる方がいます。
Yahoo!カーナビの問題点
Yahoo!カーナビはトンネルに入ると止まってしまいます。
理由は通信衛星からのGPSの電波が入ってこないからです。
車載カーナビの場合は車の速度が検出できるので位置を計算して位置を表示できます。
スマートフォンには速度の検出機能はありません。
そこで兵頭安昭さんが考えた方法はスマートフォンに搭載されている加速度センサーの利用です。
タテ・ヨコの検知などでスマートフォンに使用されているセンサーです。
トンネルに入るとブレーキやアクセルによる振動から速度を計算。
トンネル内でも位置を正しく表示できるように開発しています。
収入について
現在無料のYahoo!カーナビ。
まずはユーザーを集めることに力を入れています。
今後は広告収入を検討しています。
ラーメン屋の近くを通ると、そのラーメン屋さんのクーポンが表示されるようなるなど、ルートに合わせてクーポンを表示する仕組みを考案中です。
Yahoo!ショッピング
ヤフー株式会社で10年以上伸び悩んでいた大きな弱点が「ショッピングサイト」。
楽天やAmazonなどと同じく15年ほど前から開始したサービスですが「鳴かず飛ばず」が13年間続いていました。
そこで2年前に大改革が行われました。
執行役員ショッピングカンパニー長の小澤隆生さんは言います。
現実のショッピングモールに出店する祭は家賃がかかって、売れたときには何パーセントってかかるものがYahoo!ショッピングは全部無料。
一般的にショッピングサイトに登録する場合、出店費や売上手数料が必要になります。
これをYahoo!ショッピングはすべて無料にしたのです。
ただし、一部の「もっと見せたい」ってお店から広告費を頂戴して、そこから収入を得るようにしています。
出店料を無料にしたことで登録してくれるお店が増えます。
そうすると、その中からもっと目立ちたいというお店が現れます。
そのようなお店から目立てるオプションを有料につけたのです。
出店企業を増やすために
出店してもらうお店を増やすために他社ではやっていないような、かなり地道な作業をしています。
ヤフーショッピング eコマース革命エバンジェリストの白山達也さん。
北海道の最北端、稚内に現れた白山達也さん。
ここで「ネットショッピングに出店しませんか?」とセミナーをしにきました。
2年間で300回以上の出店セミナーを開催してきました白山達也さん。
1万件以上の出店を取り付けて「セミナーの鬼」と呼ばれるほどに!
稚内でセミナーをする理由は競合企業がまだ足を踏み入れていない地域だからです。
まだ魅力的なお店が残っているからです。
ショッピングサイトで重要なものはオリジナリティのあるお店!
しかしネットの知識の少ない方をやる気にさせるのは大変です。
セミナーでは
- 地元トークで距離で縮める
- 魅力をクイズ方式で伝える
など、ネットショッピングの魅力を一方的に伝えるより、「ネットは楽しい!」と思ってもらうことを大切にしてもらっているそうです。
出店希望者には個別に相談に乗ります。
シニア層を増やす
シニア層の方に簡単にeコマース(ネット通販)をやってもらうためのアプリ「らくらく通販」を開発しています。
「カートに入れる」ボタンを無くし「この商品を買う」など分かりやすい表現に変更しているアプリです。
分からなくなったら、すぐにお店に電話ができるように電話番号をおおきく表示したりとしています。