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[WBS]ヤフーニュース!コメント投稿欄を一部閉鎖[ヤフー株式会社]

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IT大手「ヤフー」のニュース記事。5月30日にヤフーニュースに掲載されている一部のメディアの記事で読者が自由にコメントを投稿できるサービスが停止されていることがわかりました。こうした動きの背景には一体何があったのでしょうか。

"コメント欄"を一部閉鎖!ヤフー中傷対策

日本最大級のニュース配信サービス「ヤフーニュース」。

670のメディアが1日およそ7,500本の記事を掲載しています。そのヤフーニュースにあるサービスのひとつが…

大熊智司記者

こちらはヤフーニュースに掲載されているテレビ東京のニュース記事ですが、この記事には1,500件を超えるコメントが寄せられています。

ニュースを読んだ人が自分の考えや感想を自由に投稿することができます。

このコメント欄についてヤフーがエンタメなど一部記事で閉鎖していたことが明らかになりました。

これまでも個別の記事で誹謗中傷が激しくなり、いわゆる炎上の恐れがある場合、コメント欄を非表示にするなど対策を取ってきましたが、共同通信によると今回は個別ではなく少なくとも3つのメディアの記事が対象になるといいます。

対象とされるメディアは…

週刊女性担当者

ヤフーとの契約上の問題があるためお答えできません。

専門家はヤフーが今回の措置を取った背景について…

ネットの炎上問題に詳しい
国際大学
山口真一准教授

メディアが批判をあおったり、ミスインフォメーションと言われる誤情報を流して中傷が加速することはある。
否定的に書くだけではなく少しセンセーショナルに書いて批判をあおることでいろいろな人に見てもらおう。
タイトルをセンセーショナルにしていろいろな人に見てもらおうと。

ヤフーはこうした問題のある記事に対して必要に応じてメディア各社に対応を求めてきました。

対応が不十分とみなした一部のメディアとは契約の解除も検討したとされます。

ヤフーの関係者は…

ヤフー関係者

大本の記事から改善することをメディア各社に働きかけてきたのは事実。
ただ、言論の自由とのさじ加減が難しい。
有識者会議に意見を求めながらヤフーのニュートラルな立ち位置を見極めている。

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