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[がっちりマンデー] あま~い日本の宝!儲かる「くだものビジネス」(3)

2016年5月29日

あま~い日本の宝!儲かる「くだものビジネス」

八尋産業株式会社

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岐阜県美濃加茂市の八尋産業株式会社。

大矢正昭会長によると

減圧平衡発熱乾燥法という技術を開発しました。無添加で無着色でフルーツそのものの味・うまみをどれだけ引き出せるかという技術。

独自の技術でくだものを乾燥させて果物の粉を作ることも可能です。

減圧平衡発熱乾燥

パインとマンゴーを乾燥してもらいます。

それぞれカットしたら専用のバットに並べて機械に入れます。
この機械が

減圧平衡発熱乾燥法の乾燥機。

減圧平衡発熱乾燥機のスイッチをオンにします。

この状態で約9時間置けば完成します。

これまでの乾燥法との違いは?

この中に減圧ファンと循環ファンが入っている。低い温度で乾燥させるシステム。

これまで野菜やフルーツを乾燥させるときは周りから60~70度の熱風を当て水分を蒸発させる方法でした。
この方法だと熱のせいで栄養素やビタミンが壊れていました。

減圧平衡発熱乾燥法は庫内をほぼ真空状態にします。
気圧が下がると水は低い温度でも蒸発する性質なので30度に温度を上げれば水分が飛ぶという方法です。

低音で水分を飛ばすから

30度から40度の温度領域であれば水分は抜けるが栄養価は濃縮していく。うまみ成分が多くなるという特徴がある。

完成したパインとマンゴー。

低温で乾燥させているから果物の色合いはあまり変わらないのも売りです。

八尋産業株式会社ではこのドライフルーツをそのまま商品化するのはもちろん、粉状にして大手のお菓子メーカーに納品しています。

粉でも風味がでる。色調も変わらない。

ケーキやお菓子にブレンドすると果物本来の風味が付けられます。

今までは捨てるしかなかった規格外の野菜や果物もこの乾燥法で美味しく長く保存できるから全国の農業生産者から問い合わせも多くあります。

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