株式会社ワークマン
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皆さん、国道沿いでこのお店よく見かけませんか?

黄色い看板が目印のワークマン!

お店の中に入ってみると…

作業用の手袋がズラーリ!

そして、作業用の靴もこんなにたくさん!

ワークマンは現場で働く人たちの作業服を中心に売っているガテン系御用達のお店。

でもただの作業服のお店と侮るなかれ!

実は今、このワークマンがすごーいことなっている。

店舗数はぐんぐん伸びていって839店舗!

なんとユニクロの店舗数を超えたのです。

肝心の売り上げも右肩上がりで昨年度は過去最高の930億円。

そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのワークマンに密着。儲かりの秘密を探ります。

ワークマンが始めた新店舗になぜか女性客が殺到!


ガテン族のものかな…

ファッション性もある。

全然良い。

ガテン系のお店なのに女性客が5割ってなんで?

さらに極秘の開発現場に潜入!

ワークマンにしか作れない驚きの新商品とは!?

「おぉースゴい!」

なんとケチャップを弾いた!

今回はガテン系の人もガテン系じゃない人もワクワクする30分です。

ヒミツは超激安とプロ納得の高機能
脅威の成長を遂げている作業着チェーン「ワークマン」!

その魅力といえば豊富な品ぞろえ!

ニトリルゴム背抜き手袋
このニトリルゴム背抜き手袋は刃物を扱う現場の必需品。

これを付ければ刃物を握っても手が切れない!

空調風神服
そしてこちらの作業着は後ろに扇風機が!熱中症から守ってくれます。


その名も空調風神服。

セーフティーインソール
さらに、

「お仕事何されてる?」

建築です。

解体の現場に行くんだったらこれがあった方がいい。

解体の現場に欠かせないのがセーフティーインソール。

普通の靴にこの中敷きを敷けば釘を踏んでも怪我をしない安全な靴に。

実際に試してみると…

中敷きにステンレスが入っているから貫通しない!

TAKEバイザー
さらに営業の柳澤千栄子さんに店内を案内してもらっていると…

「これ何ですか?」

ヘルメットに取り付ける用の日除け。

「これで作業している人見たことないです。」

結構売れます。

毎回売り切れます。

安さ&高機能
ワークマンにはこんな便利商品が1,700種類もあるんです。

でも、なんといってもワークマン最大の人気の理由といえば…

「これワークマンさんの?」

「上下ともですか?」

ズボンもそうです。

上下合わせて2,900円。

こちらのナイロンのズボンが税込み499円。


こちらの軍手は10双178円。


1双だと17.8円!

とにかくどれもめちゃめちゃ安いんです。

しかも、ワークマンの凄いのはこの安さにもかかわらず、驚くほど高機能だってこと。

厨房用シューズ
例えばこちら。累計販売数15万足の大ヒットとなった厨房用シューズ。1,900円と破格の安さですが、厨房で働く人のために開発されたスゴい機能が!



油の滑りやすい現場も滑りにくい。

靴底に特殊な素材を使い、溝の形を工夫したことで油ギットギトの床でも滑りにくい!


では、ここで実験!

油まみれの坂を登りきれるのか!?

まずは普通の滑り止めの付いたスニーカー。

手すりを使っても全く登れない。

では、厨房用シューズの実力は!?

登れた!

まさに現場のニーズに応えたすごい機能ですが実はいま、この靴が意外な方たちにウケているんです。


それが主婦!


子供が小さくて、雨の日、私が転ぶわけにはいかない。

小さい子供を抱っこするママや妊婦さんは転んだら一大事。

特に足が滑りやすい雨の日は困っていました。

でもワークマンの厨房用シューズならその心配がないってことでママさんに大ヒットなんです!

こうした高機能と低価格を両立こそがワークマンの儲かりのヒミツ。

プロも納得!ケチャップ弾くポロシャツ!
しかし、どうやってそれを実現しているのか?
開発部
その秘密を探るべく開発部に潜入!

「何をやっているんですか?」

商品部の北村武士さん、
近日発売予定のポロシャツ。

実験をしようかなと。

一見、普通のポロシャツですが、実はこれ飲食店や介護の仕事をしている人に向けてワークマンが開発した新商品!


商品部の北村さんはすごい生地を見つけてくるスペシャリストで、今回見つけてきた生地は、


超撥水する機能があります。

信じられないくらい撥水します。

「相当ハードル上がってます。」

ということで実験!

まず普通のポロシャツにコーラを垂らしてみると…

こうなりますね。

コーラが染み込み汚れてしまいますが…

ワークマンが開発中のポロシャツは…

「うわっえっ!?丸くなってます。」

もう完全に撥水している。

そしてコーラを拭き取ると…

「もう何も…」

元の状態に。

確かにこのポロシャツなら飲食店や介護の仕事でも服が汚れなくても済む。なるほど!

でも生地のプロ、北村さんはこれくらいじゃ満足しない!

次はケチャップでやってみたい。

ちょっとまだやったことないので…

果たしてケチャップも弾くのか!?

なんとケチャップも弾いた!

ケチャップがこびりついた場合でも水を流せば元どおり真っ白に!


このポロシャツ、こんなすごい機能があってお値段は…

980円です。

税込980円。

他社ではこの価格でこの機能って絶対マネできない。

他社さんですと安くても5,000円。

はい、がっちり!

高機能なのに激安!一体なぜこんなに安くできるのか?

工場は中国の閑散期の田舎に大量発注!
実はワークマンにはその鍵となる人物がいるんです。

商品部の季と申します。

「中国の方ですか?」
はい、そうです。

商品部の季彦さんは商品を中国の工場に発注するお仕事。

9月にそちらの工場に発注したいんですが…

実は季さんの発注方法に安さの秘密が!

9月ということで価格を検討してもらえますか?

もう少し安くしていただけると助かります。

工場が「9月に発注すると安くなる」、どういうこと!?

工場の閑散期と繁忙期あります。

暇な時期はみんな仕事欲しい。

その時にオーダー出したら安くしてくれる。

「どのくらい違う?」
10%以上違う。

中国の工場は大体5月から8月にかけて冬服を、11月から2月に夏服を作ります。

季さんは一つ一つの工場がいつ繁忙期なのか知り尽くしていて工場が暇な時期を狙って直接中国語で価格交渉。だからコストが安くなるってワケ!


工場探し
さらに季さん、発注する工場を新たに探すことにも余念が無い!

都心は人件費が高いので田舎に行って色々探して来た。

「中国に行く機会あるんですか?」

しょっちゅう行きます。

一体、どんな場所にある工場なのか季さん自身が撮影してきた映像を見せてもらうと…

今、工場に着きました。

ここは山東省の内陸部です。

季さんが日本から10時間かけてやって来たのは山東省の内陸部。

これが工場です。

はぁーまわりに何もないです。

北京や広州といった大都市の工場に発注すると値段が高くなってしまう。

だから季さんは山東省や湖南省、内モンゴル自治区といった田舎に赴き、他のアパレルメーカーが知らないような小さい工場を探し出しているんです。

内陸に行けば行くほど探せばありますよ。

効率よく値段安い工場が。

さらに李さんは…

3種類の商品を追加注文できますか?

追加注文の件ですね。

今、計算したところ、3種類を各1万個注文したいです。

3つの商品をそれぞれ1万着追加発注しました。

そして、
今回は追加注文が多いので価格を見直していただきたいです。

ベストな価格でお願いできますか?

発注が大量だからと値引き交渉も!

普通のアパレルメーカーの場合、発注量は多くて1万着。でもワークマンは超大量。多い時にはなんと350万着も注文します。

実はこれができるのは作っているのが作業着だから。

常務取締役の土屋哲雄さん、
作業服は流行に左右されませんから。

4~5年先まで売れます。

「売れなかったとしても?」

翌年また定価で売れますので、その辺が秘訣だと思います。

流行に左右されないからその年に売り切れなくてもOK!数年かけて販売できる!

だから10万着単位の大量発注ができるってワケ!

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