河野行政改革担当大臣、
霞が関のブラックな状況をホワイト化する。

9月の就任会見で河野行政改革担当大臣はこう述べたわけですが、霞が関では働き方改革が進んでいないようです。
背景には一体何があるのでしょうか?

株式会社ワーク・ライフバランス
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12月2日、ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長、

各省庁、午後10時から午前5時は完全閉庁してください。

河野行政改革担当大臣に民間の有志グループから手渡されたのは国家公務員の働き方改革を進めるために午後10時に完全閉庁を求めるという提言。

発起人にはワーク・ライフバランスの小室社長を中心に21人が名を連ねました。

中にはこんな人も…

時事問題を取り上げるお笑いYouTuberの「せやろがいおじさん」です。

「ブラックすぎ」という霞が関の実態とは…

橋爪みなみ記者、
こちら夜11時過ぎの霞が関の様子です。翌日に委員会を控える厚生労働省の窓にはまだたくさんの明かりが点いています。

官庁の外にはタクシーの列がずらり。
運転手は、
ここだと確実に出てくるから。長距離も割と多い。

「乗車中の公務員はどんな感じか?」
やはり疲れ切って寝ていたり、そんな感じ。

一体何故、これほど遅くまで残業をしているのでしょうか?

その原因の一つが国会で大臣たちが見ている手元の書類。これは答弁の文案や資料で、それを作るために霞が関の公務員たちが深夜遅くまで残業しているのです。


提言の中にはこんな声が…
翌朝10時からの会議の質問を前日夜10時に出してくるので夜通しかけて想定問答を作らないといけない。

過酷な働き方に退職者の増加も。
昨年の霞が関の20代総合職の自己都合での退職者は87人と6年で4倍以上に。

河野大臣は、
単に霞が関で働いている人の問題ではない。

清作がうまく形成できない。国民にも迷惑がかかる。

提言をまとめた小室さんはこのままmでは政府の看板政策「デジタル庁」の創設にも影響が出ると指摘します。

デジタル人材はいま最も引っ張りだこ。

今の中央省庁の働き方で人材が来るか。絶対来ない。

働き方という面で魅力ある職場になっていただかないといけない。
