これだけ暑くて日差しが強いと頭皮も蒸れたり、紫外線でダメージを受けてしまいます。

その結果、薄毛を招くこともあるといいます。
今まで薄毛というと男性のイメージでしたが、いま女性でも薄毛で悩む人が増えていて「ヘアロス」という言葉も生まれています。
その現場を取材しました。

AJsalon
[blogcard url="https://aj-salon.shopinfo.jp/"]
この暑さで女性たちの気を揉むのが…
地肌に汗かいて臭いとか気になる。

前髪がすぐペチャンコになります。

髪と頭皮の悩み。

そんな悩みを解決しようと美容室「AJサロン」では7月から清涼シャンプーを始めました。


石川瑠美記者、
頭皮がスーッとしますね。すごいヒンヤリする。気持ちいい。
一気に汗が引く感じがします。

暑さの解消だけでなくこのシャンプーには消臭効果が期待できるという炭も入っています。

シャンプーだけではありません。
都内で働くこちらの女性、今日の目的はヘッドスパ。

スパニストのASAMIさん、
清涼感のある「ナリン」というオイルをアロマに混ぜていきます。

ヘッドスパ専門のスパニストが施術します。

ジェルを使って頭皮の汚れを落としながら入念にマッサージ。

加減はいかがでしょうか?

気持ちいいです。リラックスできる。

頭皮と一枚の皮でつながる首周り、顔周りもしっかりほぐしていきます。
パソコンとかで目を酷使している人が多く来店する。

仕事を終えて駆け込んでくれるお客様もいるし、休憩時間に来て30分利用されるお客様もいるが、仕事がはかどったりアイデアが浮かんだり。

短時間しか寝てないのにしっかり寝た感じでパチッと目が開く。

目覚めが全然違う。

彼女は仕事が休みの日にこうして月1回ヘッドスパを利用しています。

根本のボリュームがいつもと違う。

気持ちも相当リフレッシュできた。

髙江眞治オーナーは、
ヘッドスパ利用者は最近増えている。

仕事で疲れている人、仕事が終わったOL。

この美容室では働く女性が髪の悩みの解決とリフレッシュに来ることが多くなっているといいます。

働く女性の髪の悩み
働く女性の数は安倍政権の発足後、およそ300万人増加。

女性の社会進出が進む一方で仕事のストレスが髪の悩みにもつながっているようです。
たくさんストレスがたまっている。

昔より毛が抜けやすくなってきている。

若い時と比べて風呂上がりに髪をとくと結構抜ける。

ウィメンズヘルスクリニック東京
[blogcard url="https://www.womenshealth-tokyo.com/"]
特に深刻なのがヘアロス。
いわゆる薄毛や抜け毛です。

女性のヘアロス治療専門の浜中聡子先生に話を聞きました。

年々働いている方が多くなっているかなと。

忙しいときは精神的な負荷もかかっている。

体と精神、両方のストレスが薄毛・抜け毛につながっている。

この病院ではヘアロス治療を受ける女性が年々増加。

仕事のストレスから急激に髪が薄くなったという人も多いといいます。
毎晩、WBSで深夜まで働きストレスの多い環境にいる相内優香キャスターも早速、髪の毛をチェックしてもらいました。

毛の太さが均一、張りやコシも良い状態。相内さんは健康な状態。

しかし、どんなに健康な髪の毛を持つ人でも30代後半がピークだといいます。

では、ヘアロスが進行するとどうなるのでしょうか?

これまで頭頂を気にすることはなかったのに急激に薄くなったということで来た。

薄毛が広範囲に広がる「びまん性脱毛症」と診断されたこちらの女性。
実は37歳。

こうした薄毛はいま若年化しているといいます。
この患者は家庭と仕事で不摂生だった。カロリーが高い食事をしていた。

「食べるものや生活習慣で薄毛のリスクは?」
高まる。健康的な食事と睡眠はすごく大事。

髪の毛にとって高カロリーで偏った食事は何よりも敵。


ヘアロスを防ぐには髪を構成するタンパク質をしっかりとることが大切だといいます。

ほかにも質の良い睡眠、きちんとした頭皮ケアに加えてストレスを溜めないことも重要です。



浜中先生は女性の社会進出が増える中、今後も薄毛治療の需要は増えると見ています。
少なくとも今以上に悪くなりたくない、加齢で変化したくない。

願わくば若い時代の自分に戻してキープしたいというニーズは増えてきている。
