ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の首都圏での出店場所を示した地図ですが、ご覧のように東京都心に出店を集中させています。そのウェンディーズが新たに郊外への出店を強化する方針を打ち出しました。切り札となるのがトレーラーなんです。

ウェンディーズが郊外出店!トレーラーで店舗数3倍に!?
オープンします。

3月25日に神奈川県秦野市の国道沿いにオープンしたウェンディーズ・ファーストキッチン 246秦野店。

その特徴が…
こちらドリンクです。

車で訪れるお客さん向けのドライブスルー。直営店としては初めて設置しました。

なぜ今回、郊外型の店舗を出したのでしょうか。
ウェンディーズ・ジャパンの紫関修社長。
ひとつは外国人客。もうひとつはビジネスマン。

コロナ禍でリモートワークの普及や訪日観光客が99%いないとか都心部の売上げがなかなか厳しくなっている。

コロナ禍で都市部の売上が落ち込む一方でファミリー層が中心の郊外型店舗は好調。人々の生活スタイルの変化に合わせて今後、郊外への出店を増やす方針だといいます。


その目玉として検討しているのが…
トレーラー型の店舗を展開したい。

車輪付きのトレーラーにコンテナを乗せた店舗。

建設コストを最大で通常の3分の1程度に抑えられ、閉店した場合も別の場所へ移して再利用できるのが特徴です。

こうした店舗を武器にウェンディーズは郊外への出店を加速。今後3年で店舗数をおよそ3倍にする方針です。

都心部はいいところを押さえている。今後は郊外で展開して店舗数を増やす。

都心部と郊外の両方、ポートフォリオ(投資配分)をしっかり持つことで経営は安定する。
