株式会社未知インターナショナル
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月間食堂編集長が教える儲かる業態変え店！
まず最初のお店は…
東京・築地にスパイス食堂サワキチというお店がありまして。
こちらがあっと驚く業態変えをして、売上げがえげつないほど上がっている。
通山茂之編集長曰く、東京築地にあるスパイス食堂サワキチという麻婆麺が売りの中華屋さんがまさかの業態変えでめちゃめちゃ儲かっているらしい。
一体、何のお店に変わったのか、お店の場所に行ってみると…
「あ！たぶんここですけど。」
「『高級芋菓子しみず』ってお芋のお店なんですかね。」
なんと中華料理サワキチだった場所には…
真っ白い建物に大きく「芋」と書かれたお店が・・
見た目も雰囲気も全然違う！
綱場豊社長、こちらはお店を変えたんですか？
昨年の10月に高級芋菓子しみずに業態変えさせて頂きました。。
「ずいぶん変わりましたね？」
そうですね、180度変えました。
こちらのお店、激辛麻婆麺で人気のスパイス食堂サワキチから、なんと甘い芋スイーツを出す高級芋菓子しみずに業態変え。
目玉商品はこちらの贅沢芋パフェ（1,100円）。
パフェに乗っているのは紅はるかと安納紅の焼き芋のペーストに鳴門金時の大学いもとまさに芋尽くし！
ほかにも冷たいアイスと温かい焼き芋がコラボした焼き芋ブリュレ（770円）。
紅はるかにシルクスイート、そしてさつま金時に綾紫ら4種類を使ったテイクアウト専用のスイートポテト（385円）とまさにあらゆる角度から芋スイーツを取り揃えている。
この甘い品揃えに連日女性客が舌鼓で、
いろんな形のお芋があって美味しかった。
美味しかった。
業態変えで売上げ、どれぐらい変わりました？
サワキチの時、売上げ300万円だったのが最高で月商950万円。
麻婆麺のお店の時は月商300万円だった売上げが、さつまいもスイーツに変えて月商950万円。なんと3倍の売上げってスゴい！
それにしてもこちらのお店、なぜ麻婆麺から180度違う芋スイーツへ業態変えを決断したのか？
そこにはやむにやまれぬ崖っぷちの大ピンチがあったらしい…
サワキチを築地で営業させていただいてたっていうのはインバウンドの需要がたくさんありまして、エスニック啓のうちのラーメンが合うのではと出店。
もともと麻婆麺のサワキチを築地に出店したのはインバウンドのお客さん狙い。
魚市場に観光に来るアジアの男性客に寄り道してもらう作戦で、あえての中華料理店だったのですが、コロナ家でこうしたお客さんが一切いなくなり売上げが激減。
このままではいけないと考えたのがこの芋スイーツのお店だったんです。
でも、なんで芋スイーツ？
そこには社長のこんな狙いが…
お店自体に目的を持ってもらって来店いただくような業態作りをしないともう難しい。
インバウンドのお客さんが消えて、通りがかりのお客さんはいない。
だったら他の街からわざわざ来てくれるようにするしかない。
そのためには街でネットで話題になるようなぶっとんだ目玉商品が必要だ！
というわけでこの芋パフェをメインにしたスイーツ店にしたのです。
すると…
「何でお知りになったんですか？」
インスタグラム。
インスタで調べたら築地にお店があるのを知って、この為に来ました！
この戦略がズバリ的中！
インスタを見た女性のお客さんが芋を求めてわざわざ築地まで足を運ぶようになってくれたのです。
でも麻婆から芋ってさすがにこの業態替えは…と思ったらこんな秘密が！
もともと大阪でサワキチと高級芋菓子しみずを営業。
実は綱場社長、もともと大阪で麻婆のサワキチと芋スイーツのしみず、2つのお店をやっていた。
3年前に東京出店を決めた時にはインバウンド全盛ってことでサワキチの方を出すことに。
しかし、コロナ禍で売上げが落ちたところで大急ぎでもうひとつのお店、高級芋菓子しみずに業態替えしたのです。
店内は客席をちょっと減らして、厨房にオーブンを入れたくらいで、意外とほぼそのまま。
最小限の変更でスムーズな模様替えに成功したのです。
ということでこの素早い業態替えで売上げを倍増させた高級芋菓子しみずは、
がっちり！
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