株式会社ユーティーオー
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儲かる!畑違い社長。
続いてやって来たのは東京・南青山にある「UTO」って会社。
何やら洋服が所狭しと並んでいますが…
奥から現れたのがオシャレそうな紳士の宇土寿和社長。なんでも当番組のよく見て頂いているそうです。
よく来てくれましたね。
最初からずっと観てます。
大ファンなんです。
それはそれはありがとうございます。
社長はどんなビジネスを?
カシミヤ専門店。
カシミヤセーターだけの店です。
宇土社長がやっているのは高級カシミヤセーターの会社。
自社で作るカシミヤセーターをネットなどで販売していて、年商は1億3,000万円!
おかげさまでがっちり!です。
カシミヤを嬉しそうに勧めてくれる社長ですが、前の畑でやっていたお仕事はアパレルとは全く違うジャンルなんだとか。
海外旅行の会社で添乗員をやっていたんです。
「ツアーコンダクター?」
はい。
なんと宇土社長、40年前は旅行代理店の添乗員として海外を飛び回っていた!
でも何でまたアパレル業界へ?
旅行屋の時にファッションツアーをやっていた。
ファッションツアーのお客さんに何度も会社に誘われた。
アパレル業界のお客さんをヨーロッパ各地のファッションが盛んな街へ連れて行く、いわゆるファッションツアーの添乗員をしていた宇土さん。
何度も行くことでニット会社のお客様との関係が深くなり、ニット会社に転職。
10年、ニット業界で営業した後にどうせなら自分でやってやろうと独立!
ニッと笑ってカシミヤ専門店を立ち上げたってワケ!
でも何でまたアパレルの中でもわざわざカシミヤ専門の店にしたのか?
そこには旅行畑で培った社長のがっちり戦略が!
旅行屋の時は他の人がやらない企画で成功した。
ファッションの場合も同じだと思った。
もともと旅行代理店時代、大手に勝つために特色のあるツアーを企画していた社長。
例えば音楽家を集めヨーロッパでコンサートを開いてあげるツアーだったり、植物学者の人たち向けに蘭を見に行くツアーだったり、成功するのはかなりせまいお客さんに向けてのとがった企画だったんだとか!
というわけで宇土社長、それだ!それはアパレルでも一緒のはずを考えた!
何でもあるは何でもない。
ファッション業界の中で新参者だったので勝ち残るために人がやらないことをやった。
人がやらないことをやる企画が大事だと考えた社長。
「なんでもある」じゃない、ニット素材の中からカシミヤだけに絞ったオンリーワンのお店に!
さらにただ作るのではなく、手間がかかるから他はやらないオーダーメイドでお客様が注文できるお店にしたのです。
そのために岩手に自社工場を作り、そこでは型くずれしないようにパーツごとを組み合わせる縫製や仕上げは手作業で行うこだわり。
完全にカシミヤだけに絞っている。
何でもあるは何でもなし。
さらに他にも企画力を活かし…
本に挟むカシミヤのしおりや、マスクまでカシミヤで作っている。
小さい会社が勝負しようと思ったら絞るしかない。
他にはないカシミヤを今後は世界にも販売していきたいそうです。
旅行畑からカシミヤ畑でがっちり!
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