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[WBS]暗号資産"キムチコイン"!韓国取引所で選別進む[アップビット]

2021年7月5日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

マネーロンダリング、資金洗浄などへの懸念から世界的に暗号資産、仮想通貨への規制が強まる中、韓国では取引所が扱う銘柄の選別に乗り出しています。

その多くがキムチコインと呼ばれる主に韓国で流通する銘柄です。

アップビット

[blogcard url="https://upbit.com/home"]

韓国最大の暗号資産取引所「アップビット」。この取引所で先月、大きな動きが…

ソウル支局の横堀拓也記者、

こちらの取引所では170を超える種類の暗号資産が取り扱われていましたが、そのうち24種類について取引を停止すると発表されました。

その多くがキムチコインと呼ばれる主に韓国人が発行主体となっている暗号資産でアップビット側は「評価が内部基準に達していない」などと取引停止に至った理由を説明しています。

投資家を保護するため、安全な暗号資産だけを取引できるよう常に監視している。

いつもやっていること。

こうした動きは別の取引所でも…

今、韓国の取引所はキムチコインの選別を進めているのです。

キムチコインの1つ、ピカの開発側は取引停止の無効を求めて提訴するなど徹底抗戦の構えを示しています。

ピカの開発業者の代理人、金旻奎弁護士、

何が問題なのか知らせてくれればよかったが、そんな問題はなかった。

そのような機会さえなく突然、取引を停止することは投資家をも欺く行為ではないか。

取引所が取引を停止した暗号資産はその後、価格が軒並み急落。投資家にも大きな衝撃が走りました。

自分の持っている暗号資産も取引停止になってしまうか心配している。

価格が暴落することが一番の心配。

暗号資産を勉強し、正確に理解して投資している人は少ない。

取引停止が突然発表されれば投資家はパニックに陥るだけだ。

就職難やマンション価格の高騰が続く韓国では暗号資産への投資は人生の一発逆転を狙う、特に20~30代の若者に人気で大学生の4人に1人が投資しているといわれています。

取引所による暗号資産の絞り込みによってリスク覚悟で高い収益を狙ってきた若者たちの不満が一層高まりそうです。

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