高性能なだけでなく高価な傘にも注目が集まっています。
梅雨入りした東京。
傘の出番が増えてきました。
1年で最も傘が売れるこの時期、気になる今年の傘のトレンドは?
東急ハンズ
[blogcard url="https://hands.net/"]
東急ハンズ新宿店。
サイズや機能別に傘を取り揃え、その数は約900種類。
どんな傘が人気なのでしょうか?
高機能傘売上高ランキング(2016年5月1日~5月19 東急ハンズ全店計)
5月の高機能傘のランキングです。
順位 | メーカー | 商品名 |
---|---|---|
1位 | hands+ | 自動開閉超撥水折傘 |
2位 | 小宮商店 | 大判ミニ耐風折傘 |
3位 | hands+ | 超撥水折傘 |
4位 | 小宮商店 | 大判自動開閉耐風折傘 |
5位 | 小宮商店 | カーボン楽開閉式 |
6位 | hands+ | 超撥水ジャンプ長傘 |
7位 | 小宮商店 | 耐風傘 |
8位 | ボアドール | カーボン8本骨折傘 |
9位 | hands+ | 岡山デニム傘 |
10位 | UVION | 軽量3段ミニ折傘 |
hands+
1位を含む4種類がランクインしたのは東急ハンズのプライベートブランド「hands+」の傘です。
東急ハンズ新宿店レイングッズ担当の五十君浩さんは
当店で1番売れているのが「ハンズ+」。当店のオリジナルブランド。
1位 自動開閉超撥水折傘
ボタンを押したら傘が開く。自動開閉なのでボタンを押すと傘がたためる。
ワンタッチで閉じられる便利さで堂々の1位になりました。
3位 超撥水折傘
3位に入ったのは水を弾く超撥水機能を持つ傘です。
雨に濡れても傘を少し降るだけで水を飛ばせます。
9位 岡山デニム傘
変わり種は9位のデニム生地の傘です。
人気急上昇中です。
東急ハンズのプライベートブランド「ハンズ+」の傘は約300種類にもなります。
MD企画部商品企画課の永松秀一課長は
商品に対する安心感や機能性、品揃えの幅が当社の強み。
株式会社小宮商店
[blogcard url="http://www.komiyakasa.jp/"]
東急ハンズのプライベートブランド「ハンズ+」に並んで4本もランクインさせたのが日本橋にある株式会社小宮商店です。
2位 大判ミニ耐風折傘
ランキングで2位に入ったのは風に強い耐風傘です。
骨がグラスファイバー製で、しなるため強い風でも折れにくいのです。
株式会社小宮商店
ヒット商品を連発している株式会社小宮商店。
昭和5年創業の老舗です。
3代目社長の小宮宏之社長は老舗のプライドをのぞかせます。
傘を見る目が違う。傘の良し悪しがわかるので、輸入傘でも高品質で使い勝手のいい傘を販売できるのが当社の強み。
抜群の目利き力で傘を輸入し、商品企画にも携わっています。
その一方、最近は1万円以上する日本製の傘が売れています。
お客様は
手作りで、しっかりとした、もちの良いのものがあるかと思って来た。
最高品質の甲州織を使った傘など、こだわりの日本製傘を取り扱っているのも株式会社小宮商店の強みです。
小椚正一さん
株式会社小宮商店専属の職人、小椚正一さん。
この道67年。
生地の縫い付けは手作業で行うため1日に数本しか作れません。
小椚正一さんが作るこだわりの傘は多くのファンがいるといいます。
奥さんの富子さんと二人三脚でやってきた小椚正一さん。
去年、初めての弟子ができました。
古川海音さん。
実は株式会社小宮商店の社員です。
小椚正一さんは
ミシンはうちのより上手。助かっている。
職人を目指す古川さんは
全然まだまだ、学べることだらけですね。
株式会社小宮商店hが伝統の継承にも力を入れていました。
小宮宏之社長は
洋傘は明治から日本に伝わってきて製造方法は変わらないできた。この製法は素晴らしいので今後も伝えていきたい。