ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS]3,000平方メートル奪還!ウクライナ 北東部で「大きな成果」

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ロシアのウクライナ侵攻から200日となりましたが、ウクライナ軍が北東部ハルキウ州で攻勢を強め、要衝の都市イジュムの奪還など大きな戦果を上げました。ウクライナ軍の司令官によると9月に入って奪還した領土はおよそ3,000平方メートルに達したということです。

ウクライナが反転攻勢!北東部ハルキウ州を「ほぼ奪還」か

ウクライナ軍 兵士

11日にハルキウ州のホプティフカはウクライナ軍の管理下に置かれた。
われわれの部隊はウクライナの人たちに任務完了を伝える。
ウクライナに栄光あれ、ヒーローたちに栄光あれ。

北東部ハルキウ州にある国境近い街で喜びの声を上げるのはウクライナ軍の兵士たち。国旗を掲げ、ロシア軍からの奪還を宣言しました。

アメリカのシンクタンクによる最新の勢力図。ロシアがハルキウ州で占領していた地域をほぼ奪還したと分析しています。なかでもロシア軍の補給路だった東部の要衝イジュムの奪還は戦略上、大きな戦果とされています。

一方のロシア国防省もイジュムなどの部隊をドネツク州方面に再配置すると発表。撤退を事実上認めました。

アメリカのシンクタンクはロシア軍が統制の取れない形で配送していると分析。さらにロシア軍が目標とする東部ドンバス地域全域の掌握は困難になったとの見方を示しました。

ウクライナ
ゼレンスキー大統領

私はこの冬が転換点となり、ロシアから急速な領土奪還につながる可能性があると考える。

ウクライナ軍が戦果を上げた背景にあるとされているのが欧米が供与した兵器です。

アメリカのブリンケン国務長官は「いまが重要な局面だ」として軍事支援を続ける姿勢を示しました。

ゼレンスキー大統領もさらなる兵器の供与を求めています。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-