ウクライナ情報大臣が語る「ロシアから大量のニセ情報」
緊張感が継続する中、ウクライナのトカチェンコ文化情報政策大臣がテレビ東京の単独取材に応じました。元ジャーナリストのトカチェンコ大臣、開戦の口実などに利用される可能性があるロシアからの誤った情報、いわゆるフェイクニュースの増加に警戒を訴えました。
ロシア側から莫大な量のフェイク情報がある。
ウクライナの偽情報に対抗する組織が2月だけで60以上の偽情報を発見した。
先週起きた東部の幼稚園での爆発。当初、ロシア側が「ウクライナが親ロシア派エリアに砲撃した」と報じましたがウクライナはすぐに事実確認をして否定のコメントを発表して対抗しました。
トカチェンコ大臣は「ウクライナ側から武器を使うことはない。これは軍にも命令している」と強調しました。
一方で西側メディアの一部報道にも危機をあおりすぎているとの見方を示しています。
ウクライナは将来、NATO(北大西洋条約機構)への加盟をするのか聞いてみると…
最近の世論調査では緊張のためかNATO加盟を希望するウクライナ人が増えた。
加盟希望は現在60%以上で1ヵ月前よりも10%増えた。
ウクライナ国民に選択を委ねる。
外交努力で最善を尽くし、兵力の強さを見せることが防衛になる。
ウクライナ人の誰もが戦争なんてしたくない。