アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が首脳会談を開催することで基本合意しました。日程は明らかにされていませんがウクライナ情勢の緊張緩和につながるか注目です。
一方でウクライナではロシアからと見られるサイバー攻撃やニセの情報による工作活動が続いています。その現状についてウクライナの情報政策大臣がテレビ東京の単独インタビューに応じました。
ウクライナ 市民も軍事訓練！外交大詰めも「侵攻は瀬戸際」
ウクライナの首都キエフ。一見通常の軍事訓練に見えますが中には銃のかたちをした木を持っている人も…
実は彼らは一般市民。
ウクライナでは通常の兵役とは別にこうした民間人が集まる地域防衛軍が組織されていて、予備兵力として90万人ほどが登録されているといいます。
1年以上前から地域防衛軍に参加している女性は…
実際に戦争が始まれば銃の技術や戦術が必要になる。
自分の息子を守るためだ。
緊張が高まる中、アメリカ政府はバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が首脳会談の開催で基本合意したと発表。
ロシアがウクライナに侵攻していないことが開催条件だと強く牽制しました。
またフランスのマクロン大統領もプーチン氏と2日連続で電話会談を行い、協議継続で一致。
アメリカとヨーロッパによる侵攻阻止への働きかけは大詰めの段階に入っています。
一方でアメリカメディアは20日にアメリカ政府当局者の話としてロシア軍の通常戦力の75％近くがウクライナ周辺に集結していると報道。
ブリンケン国務長官はウクライナ侵攻が瀬戸際にあると危機感を表明するなど緊迫感が続いています。
