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[WBS]多数の民間人が犠牲!ロシア兵1,600人の名簿公開

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ウクライナの首都キーウ近郊の町ブチャで多数の民間人が犠牲になったことで捜査が本格化しています。ウクライナ側は殺害に関与した可能性があるロシア兵およそ1,600人の名簿を公開するなど批判も強めています。

"戦争犯罪"調査員が現地へ!ロシア兵1,600人名簿公開も

激しい攻撃の爪痕が残るキーウ近くの町ブチャ。

地面に空いた無数の穴はミサイル攻撃の激しさを物語っています。

また別の町ではウクライナが持つ世界最大級の航空機「アントノフ225『ムリーヤ』」が無惨な姿になった様子が。ウクライナはロシア軍の攻撃で破壊されたとしています。

ブチャで真っ二つに折れた橋。そこを訪れたのはゼレンスキー大統領です。

ウクライナ
ゼレンスキー大統領

これは戦争犯罪だ。世界がこれをジェノサイドと認めるだろう。

戦争犯罪とは国際法で禁じられたジェノサイド’(大量殺戮)や病院など生活に不可欠な施設の攻撃を行うなどを指します。いま本格的な調査が始まっています。

人権監視団体 調査員

ここに血がある。

ブチャで周囲の様子をスマホで撮影する男性。人権侵害を監視する国際団体の調査員です。

人権監視団体 調査員

ここにあった遺体がどのように殺されたのか調べている。
この壁には多くの銃痕がある。銃弾が壁を突き抜けてこちらに来たことが分かる。
銃弾はこの方向で来たのだろう。

調査員は証拠品の捜索や住民への聞き取りを通して戦争犯罪の立証を目指します。

人権監視団体 調査員

多くの人がプラスチック製の結束バンドで後ろに手を縛られて殺されている。
戦時下であるがこれは故意の殺人と言える。「戦争犯罪」になり得るものだ。

ウクライナ国防省は4日にブチャで戦争犯罪に関与したとするロシア兵およそ1,600人の名簿を公開。氏名や生年月日が記されていて市民に対する残虐行為について責任を負わされるとしています。

ロシア軍による"戦争犯罪"!バイデン氏「プーチンを法廷に」

国際社会も戦争犯罪の疑いに厳しい目を向けます。

アメリカ
バイデン大統領

ブチャで起きたことを見ただろう。プーチンが戦争犯罪人である証拠だ。
事態の詳細を集め、プーチンの責任を法廷で問わないといけない。

さらにクリントン政権で駐ウクライナ大使を務めたスティーブン・パイファー氏はプーチン大統領自身にも戦争犯罪の責任があると強調します。

元駐ウクライナ大使
スティーブン・パイファー氏

プーチン氏が民間人の殺害を直接指示したかどうかが問題ではない。
彼はロシア軍の最高指揮官で当然責任を負っている。
プーチン氏はロシア軍が国際法に従って行動するよう指示した形跡もない。

ブチャの惨状を受けてアメリカやEU各国は週内にも追加の制裁を発表するとしています。

また日本政府も暗号資産が制裁の抜け穴にならないようにする規制強化策などを盛り込んだ関連法案を国会に提出しました。

ロシア側はブチャの惨状を捏造だとして関与を否定。

パイファー氏は制裁の強化や国際社会からの批判の高まりを受けてもプーチン大統領は強硬な姿勢を取り続け、停戦は見通せないと指摘します。

元駐ウクライナ大使
スティーブン・パイファー氏

プーチン氏は何らかの軍事的勝利をあげたいと考えていると思う。
ロシア側は停戦協議に応じているが譲歩もなく、真剣な姿勢が感じられない。
ロシアが協議に本腰をいれなければ停戦は見通せない。

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