アメリカ バイデン大統領 ポーランドへ!注目の首脳会談 焦点は?
バイデン大統領、3月25日にポーランドに到着しました。首脳会談が行われる首都ワルシャワには田口智也記者がいます。
ここはワルシャワの旧市街です。世界遺産にも登録されているエリアですが3月26日にバイデン大統領はポーランドのドゥダ大統領と首脳会談を行い、こちらの建物で会見を行うことになっています。
会見の様子を流すためだという大型のモニターも設置されているところです。
町は非常にのどかな雰囲気ですが、ポーランドの人々は次は自分の国が攻められるかもしれないという危機感を非常に強く持っています。地元の新聞などを見てもアメリカ軍の増強を期待する声が目立ちました。
一方でアメリカがこの戦争を終わらすことができるかと聞くと、これまでの介入の仕方が少し物足りないという部分があるということであまり期待できないと少し冷ややかな声も目立ちました。
当事者のウクライナの方々は激戦地のマリウポリから逃げて来たという20歳の避難民の方は「アメリカの大統領にはプーチン大統領を殺してほしい」と非常に険しい表情で話していたのが印象的でした。
人道支援に関してはアメリカが最大10万人の避難民の受け入れを表明しました。世界各国で避難民を迎え入れようという流れになっていますが、足もとの避難民支援については今どんな声が上がっているのでしょうか。
住む場所の確保がどこも共通して出てきている課題です。現在は一般の家庭やホテルで受け入れているケースが多いのですが、それもいつまで続けていけるのかわかりません。
今回、ウクライナの避難民の方々の主な玄関口となっている国境の町、ヴォイツェフ・バクン市長を取材しました。抱えている課題など直接話しを聞いています。