首都のキエフを含め各地でロシア軍の攻撃が激しさを増し、市民の犠牲者が増え続けています。ロシアによる侵攻は今後どうなっていくのでしょうか。
TV東京ではアメリカの元国防長官に単独インタビューし、プーチン大統領の戦略をどのように分析しているか聞きました。
マリウポリの明け渡し要求！ウクライナ側「街から出ない」
大きな爆発、飛び散る破片、20日夜の首都キエフ市内のショッピングモールが空爆を受け火災が発生。
肩を持ち上げろ。気を付けろ。
一夜明けた現場には黒焦げになった建物や原形をとどめない車が。ロイター通信によると少なくとも8人が死亡しました。
さらに状況が悪化しているのが南東部のマリウポリです。
ロシア国営通信によるとロシアはウクライナに対して日本時間の3月21日午前11時までに武器を放棄してマリウポリ市を明け渡すように要求。しかし、ウクライナの副首相は「武器は置かず街からも出ない」と要求をはねつけました。
ゼレンスキー大統領は…
包囲されたマリウポリでロシア空軍は避難所の美術学校に爆弾を落とした。
何人生き残ったか分からないが爆弾を落としたパイロットは必ず撃ち落とす。
現在、無人の戦闘機や巡航ミサイルも駆使して攻撃を強めるロシア軍。
ロシア国防省 報道官。
21日に空中発射型巡航ミサイルが軍のトレーニングセンターを攻撃した。
こうした中、急がれるのが停戦交渉です。
ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカのCNNテレビでロシアのプーチン大統領との直接会談を呼びかけ、直談判なしに「戦争を終わらせられない」と訴えました。
ウクライナメディアによるとロシアとウクライナの停戦交渉は21日にも再開されるということです。
