
3月16日にアメリカ議会に向けて演説をしているのがウクライナのゼレンスキー大統領です。首都キエフを含め、各地でロシアからの激しい攻撃に市民が巻き込まれる中、各国との連携を求めて精力的に動いています。
そんな中、ロシアのラブロフ外相が3月16日で3日目を迎えるウクライナとの4回目の停戦交渉について進展をみせる可能性に言及しました。

外出禁止令 キエフに砲撃!ロシア軍無差別攻撃の現場
35時間の外出禁止令が発動されたウクライナの首都キエフ。

中心部にある12階建てのアパート。激しい砲撃を受け、建物の中に居た住民の懸命な救出活動が行われました。

キエフ市長のクリチコ氏。

市民の住居が奪われ、多くの死者が出ている。戦争はいますぐやめるべき。

そのキエフに15日、近隣のポーランド、チェコ、スロベニアの3ヵ国の首脳が訪れ、ゼレンスキー大統領と会談しました。

スロベニアのヤンシャ首相。
ウクライナが一人ではないことを伝えるためにここにいる。

あなたの戦争は私たちの戦いであり、一緒に私たちは勝つ。ウクライナに栄光あれ。

ウクライナのゼレンスキー大統領。
今回来てくれた3ヵ国の指導者を信じている。

ロシア軍が間近に迫るキエフに危険をかえりみず乗り込んだ近隣3ヵ国のトップ。ウクライナとの連帯を世界にアピールしました。

第2の都市ハリコフでも攻撃は続いています。

やっとの思いで救出されたこちらの女性、安堵の表情を浮かべたその矢先…

ほら、あそこ、ロシア軍機が飛んでいる!

防空壕へ、みんな早く!

ロシア軍機が通過。付近には爆発音が響いています。