今回のウクライナ侵攻ではSNSで戦場の"今"が瞬時に世界に向けて発信され、民間企業にもSNSを通じてさまざまな協力が求められています。またサイバー攻撃も活発に行われています。

こうしたことから今起きているのは人類史上初めてのデジタル戦争だともいわれています。

テレビ東京はウクライナ側のデジタル戦略を指揮するキーパーソンに単独インタビューし、デジタル戦争の最前線で何が行われているのか聞きました。

デジタル戦争最前線で何が…
ウクライナ キーパーソン単独取材
ウクライナ側でデジタル戦争の指揮を執るのが2年半前に創設されたデジタル庁です。

そのトップは副首相で企業家でもある31歳のフェドロフ大臣。

そして副大臣に就くのが同じく起業家出身で40歳のボルニャコフ氏です。

今回、テレビ東京はボルニャコフ副大臣の単独インタビューに成功しました。
侵攻前日までロシア軍が全力で全土に侵攻してくるとは思っていなかった。

翌朝6時に爆発音で目が覚めた。それがこの戦争の始まり。

あれ以来、ウクライナに週末はない。

至急やらなければならないことが無数にある。

今はキエフを離れ、非公開の場所で身を潜めながらデジタル戦争の指揮にあたっています。
「最初にしたことは?」
データを失わないようにサーバーなどを移動し、一部はクラウドに移管した。

また初日に"IT軍"を創設することを決めた。
