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[WBS]ロシアへ追加制裁表明!和平交渉開始も戦闘続く

2022年2月28日

企業のウクライナ支援広がる!イーロン・マスク氏 楽天など続々

暗がりのモスクワ。ウクライナ大使館の前には静かに花を手向ける人の姿が。

ロシア人。

ウクライナの人を助けたくてここに来た。

どうしたらプーチン大統領に戦争を止めさせられるのかわからない。

中村航記者。

こちらドイツの中心街の大通りです、通りを人が埋め尽くしています。これは全て反戦争、反プーチンのために集まった人たちです。

集まったのは10万人以上。特徴的なのが多くの人がロシアへの抗議ではなくプーチン大統領個人に抗議している点です。

また世界各地で建物がウクライナ国旗の色にライトアップされ連帯を表します。

日本でも…

吉田真樹子記者。

こちら東京都庁ではウクライナの国旗の色である黄色と青にライトアップされました。

ウクライナの支援に企業も動き出しました。アメリカの宇宙開発企業「スペースX」のイーロン・マスクCEOは…

スターリンクは現在ウクライナで利用できる送受信機を増やす。

スターリンクはスペースXが開発している小型衛星を利用した高速インターネット接続サービス。マスク氏はこれをウクライナでも利用できるようにすると表明。

ロシアによるサイバー攻撃などで既存のネット回線が遮断されてもインターネット接続ができるようにし、通信手段を維持できます。

また民泊事業などを手掛けるエアビーアンドビーはウクライナから避難した人10万人分の民泊を無償で提供すると表明しました。

そして日本の楽天、三木谷浩史会長。グループが手掛け、ウクライナで広く普及する通話アプリ「Viber」の有料サービスを一部無料にすると表明。

また2月28日に楽天ポイントなどでウクライナへ寄付できるサイトを作り、これまでのところ3,000万円以上の募金が集まっています。

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