あの♪にヒミツが!儲かる「音」!水中でだけ聴こえるスピーカー
儲かる「音」ビジネス!

続いてやって来たのは新潟県上越市にあるウエタックスって会社。


ウエタックス、植木と申します。

ウエタックスの2代目、植木正春さん。

ウエタックスは新潟で35年続く小さな精密機器製造の会社。

植木さんによるとその優れた音が生み出す音でかなりがっちりなモノがあるらしい…

当社は水中スピーカーでがっちりです。

水の中で音が出ます。

ウエタックスの儲かる音ビジネスは水中スピーカー。1台20万円。

でも水中でも使えるスピーカーってどういうことなのか?

ということで近くのプールへ、実際にスタッフがプールに入って音を聞いてみます。


ぜひ体感してください。

実際耳で聴くと全然違います。

水中にスピーカーを沈め、スタッフには曲名を言わず、何の曲か当ててもらいましょう。

果たして…

「うっせぇわ」

どんな風に水中で聴こえるのか水中マイクで音を収録してみると…


「イヤホンつけてるみたい」

もちろんDAIGOさんの曲だって・・

「聴こえる!聴いたことある!」

「スゴい聴こえる!」

「タイトルが出てこない」

これまでは壊れやすく使い勝手が悪かった海外の水中スピーカーで練習していたアーティスティックスイミング日本代表で15年前から使われるようになり、東京オリンピックではなんと水中で音楽を流す公式スピーカーとして採用!


さらに意外なところでは警察や消防の捜索活動の現場で水中のダイバーに指示を与えたりする連絡用にも大活躍!


しかし気になるのは一体何で水中でだけ聴こえるのかということ。植木さん、どういう仕組みなんですか?

骨伝導で聴こえてるんです。

人間は水の中に入ると鼓膜より骨で聴く習性がある。

そう、人間は地上では空気の振動を耳の鼓膜で感じて音を認識。

空気のない水中では水を振動させて、それが骨に伝わり、それを神経で直接音と感じる骨伝導という仕組みで聴いている。

ウエタックスのスピーカーは独自の技術で水をブルブル震わせることで音を水中で聴くことができるってワケ。

水の方が空気よりもより振動が遠くまで伝わるので遮るものがなければ最大200メートル離れていても聴こえちゃう!

しかし植木さんによると水中でしっかりと音を伝えるには普通のスピーカーとは違うある点が難しいという。

沈めていくと水圧がかかるので、それを防ぐために同じ力で戻さないといけない。

車のサスペンションのような物が中に入っていて、外圧と内圧をイコールにする機構が設けられている。

そう、スピーカーの表面をブルブル振動させる時、水圧でグッと押さえつけられるとうまく震わせられない。

そこでスピーカーの内側から水圧と同じくらいの力で押し戻すのですが、その力の加減が難しい。

「DAIGOさんだ!」

「本当に振動しているんですか?」
はい、振動しています。

どうやって押し戻しているのか?

その仕組みは絶対に見せられない超トップシークレットなんですが…

特別にディレクターだけ覗かせていただきました。

「シンプルですね。これが難しいんですか?」
これが難しかったです。

「バネですか?」
サスペンションです。

この超トップシークレットであるサスペンションの技術は世界各国で特許を取得!

今後は世界で1,000台を売るのが目標なんだとか。

さらにさらにこんな意外な使い道も研究中!

植物の根に音を聞かせています。

これ、水中に植物の根に直接音を聴かせる実験!

なんと音を聴くと育ちがいいってにわかには信じがたいですが…
ルッコラの大きさが1.5倍に、栽培期間も20日にところが18日、2日も短縮したんだとか!

2022年末までに栽培システムとして売り出す計画!

これは本当に世界で踊り出しそうです!

ウエタックスは水中スピーカーでがっちり!

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