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[WBS]【THE行列】「セルフうどん」発祥の店!

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うどんで有名な香川県ではないところにうどんのセルフサービスが生まれた店がありました。

手打ちうどん 名玄

[blogcard url="http://udon-meigen.co.jp/"]

岡山県岡山市。

中心街から車を15分ほど走らせたところにそのお店はありました。

朝10時の開店とともにひっきりなしにお客様がやって来ます。

お昼ごろになるとこの行列。

毎週来てます。

店に通って10年近い。

味と安さ。

おいしい。

土日のピーク時には40人から50人のお客様が列を作ります。

その行列の先にあったのは大きな釜。

うどんを湯がいていたのはお客様!?

セルフうどん

創業44年を迎える老舗「名玄」。

日本で最初にセルフサービスを始めたうどんのお店です。

店に入ってきたこちらのお客様がまず手にとったのはうどんの麺。

大・中・小から選べます。

そのうどんをお客様がセルフで温めるのがこのお店の特徴。

麺がほぐれるまで湯がいて、慣れた手つきで湯を切り、器に戻します。

自分でやる!

ここでは小さな子どもも自分で湯がきます。

常連客ともなると釜のお湯で器も温める技も。

「湯がくコツは?」

ほぐすという気持ちで、自分なりに。

自分で加減がわかるし、好みのかたさにできる。

次にお客様が選ぶのはサイドメニュー。

揚げたての鶏天やコロッケにアジフライなど50種類以上の豊富なラインナップの中から好きなものを選びます。

最後に自家製のダシを入れて完成です。

さて、そのお味は?

ダシに甘味がある。

関西の味にちょっと近い。

うまい!

僕の地元が岡山。

小学生頃からずっと通っている。もう20年になる。

値段設定

人気の秘密はその値段にもあります。

本格的なかけうどんが1杯たった230円から。

定番のイカゲソとちくわの天ぷらを足してもワンコインで食べることができます。

平井芳和さん

このセルフうどんの生みの親が創業者の平井芳和さん(67歳)。

できるだけ安く本物のうどんを食べてもらうため創業時は1杯100円にした。

昭和51年、23歳の時に父親と店を創業することになった芳和さん。

普通の店のうどんが300円だった時代に100円という破格の値段でインパクトを与えようと考えました。

低価格を追求する一方で芳和さんがこだわったのが麺やダシを自家製にして本格的なうどんを作ること。

その結果…

売れば売るほど損が出る状態になった。

そうすると店に出る店員が雇えない。

苦肉の策でお客様に手伝ってもらった。

こうして誕生したのが日本初のセルフうどんだったのです。

いまでは1日1,000人を超すお客様が足を運ぶ名玄。

3年前、息子の秀和さんも加わりました。

2号店を開くのが次の目標です。

「岡山のうどんといえば名玄」と言われるよう、しっかり出店して地域に寄り添って一緒に成長していける会社になりたい。

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